サトノアーサーは持ち味発揮しきれず10着「あまりに流れが遅かった」

サトノアーサー

毎日杯からのステップという異例のローテで挑んだサトノアーサーは10着だった

●5月28日(日) 2回東京12日目10R 日本ダービー(G1)(芝2400m)

4着 マイスタイル(横山典騎手)
「弥生賞の時は状態の良さを感じましたが、皐月賞はひと息。その点、今日は自分からサッと動いていってくれて、最後までよく粘り込んでくれましたよ」

6着 ダンビュライト(武豊騎手)
「(首を傾げつつ)ペースかなあ。上がりが速くなり、苦手のパターン。番手の馬が消極的すぎたよな、ペースが遅かった。逆に内枠で動けなかったよ」

(音無調教師)
「もう少し流れると思っていたし、他に2頭前に行きそうな馬がいたからユタカも安心してたみたいだね。あの展開になってしまったら、インの意味がなくなってしまいますね。賞金が足らないので、福島のラジオNIKKEI賞も視野にいれています」

7着 ペルシアンナイト(戸崎騎手)
「1コーナーの入りは良く、いいところかと思いました。でも、ペースが遅く、楽に走らせることができなかった。途中で脚を使ったこともあり、伸び切れなかったですね」

8着 トラスト(丹内騎手)
「折り合いが付き、よく我慢できました。最後までがんばりましたよ」

9着 ベストアプローチ(岩田騎手)
「ゲートも出てくれましたし、馬はよくなっていますね。ただ、向こう正面で展開が目まぐるしく、自分は動くに動けませんでした」

10着 サトノアーサー(川田騎手)
「これまで競馬で教えてきたことをよく覚えてくれました。いい走りはできていますが、あまりに流れが遅かった」

11着 カデナ(福永騎手)
「馬はとても頑張ってくれましたし、最後も良い脚でした。しかし、スタートも含め、勝負できるポジションに導いてあげられなかった。こうした流れも予想していましたが、そこに対応できるだけの位置取りじゃなかったですね」

13着 クリンチャー(藤岡佑騎手)
「こういう展開になると予想し、ゲートを出していったのですが。1コーナーまでに行き切れなかった。四方を囲まれ、持ち味を生かせなかったですよ」

14着 ダイワキャグニー(北村宏騎手)
「パドックでテンションが上がったけど、返し馬ではきちんと歩けました。ポケットに入って冷静さを取り戻したけど、先入れでスタンド前発走だから興奮していました。早い段階でうちにモタれてしまって。今日のコンディションは良かったが、2400mでこの相手ではね……。モタれたりと、まだまだ伸びしろはあるし、今日はペースも遅かった。力を付けて走ってくると思います。上手に走れていましたからね」

15着 ウインブライト(松岡騎手)
「この距離で強力なメンバーが相手。立て直して、1800mくらいの重賞なら通用すると思う。まだ幼さがあり、これから良くなる」

16着 マイネルスフェーン(柴田大騎手)
「もう少し距離は短い方がいいのかなと思いました。とはいえ、今日はペースが遅すぎましたね」

17着 アメリカズカップ(松若騎手)
「距離が長くなりますので、脚をためて競馬をしました。少しハミを噛むところはありましたが、このペースにも対応。結果は残念。でも、まだ子供っぽさも残っているし、これからの馬ですよ」

(音無調教師)
「厳しいレースでした。とりあえず休んで秋に備えます」

18着 ジョーストリクトリ(内田博騎手)
「1400m、1600mを走ってきた馬だからね。距離が長いなか、離されずに走り、がんばっているよ。これからに期待したい」

ダンビュライト
ペルシアンナイト
カデナ