【プロキオンS】エイシンバッケン好調キープ「ここにきて充実期に入った」

5日、プロキオンS(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、欅S1着のエイシンバッケン(牡5、栗東・中尾秀厩舎)は、助手が跨がって坂路へ。ベストタイムには及ばなかったが力強いフットワークで4F52.8-38.3-25.4-13.0秒と上々のタイムを計時。前走快勝の勢いをキープしている。

「あまり調教は動かないタイプですからね。この馬なりにいい動きだったと思います。一度使った上積みも見込めますが、馬自身もここにきて充実期に入ったように思います。体もひと絞りできていれば、さらにいいかな。道中をうまく我慢させて、末脚を生かしたい」と中尾秀正調教師は連勝を目論む。

根岸S、フェブラリーSと同じ終い勝負のカフジテイクに先着を許しているが、今回は1キロの斤量差がある。相性抜群の岩田康誠騎手がどんな手を打ってくるかも注目だ。