【キーンランドC】フミノムーンと久々コンビの勝浦「終いの爆発力はすごい馬」

キーンランドCに向けて最終追い切りを行うフミノムーン

キーンランドCに向けて最終追い切りを行うフミノムーン

24日、キーンランドカップ(G3)の追い切りが札幌競馬場で行われた。

前走、バーデンバーデンカップで1着だったフミノムーン(牡5、栗東・西浦厩舎)は、勝浦正樹騎手を背にダートコースで追われ、5F67.1-51.6-38.5-12.6秒をマークした。

【勝浦正樹騎手のコメント】
「決して乗りやすい馬ではありませんが、厩舎サイドで上手くコントロールをしてくれているおかげで、だいぶ馬が良くなってきていると思います。1200でもかかっていくくらいの感じがありますが、それを上手くコントロール出来れば終いの爆発力はすごい馬ですからね。今日の追い切りもリズム良く走れましたし、競馬を使ってきているので大きな変化はありませんが、良い状態だと思います。重馬場が得意な上手なので、雨が降るのはプラスだと思っています。力のいる馬場になって他馬が苦にするようなら、この馬にとっては良い条件です。西浦厩舎にはお世話になっていますし、ここを勝って少しでも恩返しができればいいなと思っています」

【北添助手のコメント】
「1週前も予定通りの調教を消化していつも通りにきていますし、順調にレースに臨めます。前走はテン乗りの戸崎騎手が上手く乗ってくれて、好位から結果を出すことが出来ました。流れに乗って自分のリズムで走れれば、終いに良い脚を使ってくれます。若い頃はムキになるところがありましたが、年を追うごとに精神的に成長しています。去年の函館でも勝っていますしパワーもあるので、洋芝も良いですね。高速馬場でも泥んこの馬場でもこなせる馬です。今回も流れに乗って、道中この馬のリズムで走れるかだと思っています」

キーンランドCに向けて最終追い切りを行うフミノムーン