デルニエオールら 日曜阪神6Rトレセン直送トーク

●9月10日(日) 4回阪神2日目6R 2歳新馬(芝1400m)

デルニエオール(牝2、栗東・池江寿厩舎)は、全兄にオルフェーヴル、ドリームジャーニーを持つ注目の1頭で、クラブでの募集価格は4000万円。手綱をとるのは兄の主戦池添謙一騎手

その血統ゆえに、どうしても偉大な兄と比較されてしまうが、中間の攻め馬では非凡の決め手を見せていて、斉藤調教助手も「血統的なやんちゃな面も見せないし、走ることに真面目ですね。コンパクトな割に筋肉がついているし、いい馬ですよ。ケイコも動いているし、いい競馬ができそうです」と好感触を掴んでいる。

ピエナミント(牝2、栗東・飯田祐厩舎)は、新種牡馬ノヴェリスト産駒で、5月の千葉サラブレッドセールにて1836万円で落札。近親にレッドファルクスやスティンガーといったG1ホースがいる。

飯田祐史調教師は「イレッポな面があって、ゲートの駐立がもうひとつ良くないんです。でも、調教はやればやるだけ動きますからね。うまくスタートを切りたい」とやや慎重な口ぶりだが、最終追い切りでは坂路4F53.3-38.0-25.0-12.6秒と水準の時計を叩き出している。鞍上の秋山真一郎騎手も乗れているだけに、楽しみな一戦だ。