トピックスTopics
【京王杯2歳S】2歳世代も藤沢和厩舎からスター誕生の予感タワーオブロンドン
2017/11/4(土)
先週までの荒天から一転、朝から好天に恵まれた5回東京開催の初日。そのメーンに組まれた京王杯2歳S(G2)は、単勝1.8倍の圧倒的1番人気に支持されたタワーオブロンドン(牡2、美浦・藤沢和厩舎)が重賞ウイナー2頭を従えて文句なしの快勝。2連勝で重賞初制覇を飾った。
道中はポンと好スタートを決め、外の各馬の出方を見ながらスッと好位のインへ。ゆったりしたペースで行きたがる馬も何頭かいる中、人馬の呼吸もピッタリでじっくりと脚を溜める。直線に入ると、小倉2歳Sの覇者アサクサゲンキがいち早く動いて先頭。それを目掛けてタワーオブロンドンもゴーサイン。一気に加速が付くと、アサクサゲンキを難なく交わし、内から伸びてくる函館2歳Sの覇者カシアスも楽に退け、ゴールでは2馬身差が付く快勝。ファンの支持にキッチリと応えて見せた。
「強い馬ですね。前走が結構楽勝でしたし、今日は良い馬がたくさんいましたが自信がありました。調教でもよく動いていましたし、馬の状態は良かったです。良いスタートを切って流れに乗れましたし、直線に向いてからも良い反応をしてくれました」と手綱をとったC.ルメール騎手もレース同様、余裕たっぷりの表情でレースを振り返る。
管理する藤沢和雄厩舎は、今年のダービー馬レイデオロ、オークス馬ソウルスターリングを送り出したが、2歳世代からもスター候補が誕生。「体型的にはスプリント向きかとも思いますし、マイルはギリギリかもしれませんが、能力があるので距離が延びても大丈夫そうです」とC.ルメール騎手は距離に対する不安も少し口にしたが、母系からは英ダービー馬ジェネラスや皐月賞馬ディーマジェスティ、ステイヤーズS2着、エリザベス女王杯3着などの実績を持つエルノヴァといった活躍馬が出ており、折り合いの問題もないことから、ある程度距離の融通は利きそう。このあとどういった路線を選択するかも楽しみだ。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/12/1(月) 【2歳馬情報】英G1を制したディアドラの全妹など、良血馬たちがデビュー!
- 2025/11/30(日) 【京阪杯】ペースも味方に差し切り勝利!エーティーマクフィが重賞初V!
- 2025/11/30(日) 【ジャパンC】驚異のレコード!フランスのカランダガンが激戦を制す
- 2025/11/30(日) 【チャンピオンズC】出走馬格付けバトル!激戦必至の中で勝ち名乗りを挙げるのは!?
- 2025/11/30(日) 【ジャパンカップ】19年ぶりの欧州年度代表馬の参戦!カランダガンは歴史を変えるのか?
- 2025/11/29(土) 【京都2歳S】ゴール寸前で差し切る!ジャスティンビスタが重賞初制覇
- 2025/11/29(土) 【ジャパンC】衰え知らずのベテラン馬!3戦連続の激走に注目!
- 2025/11/29(土) 【ジャパンC】3歳馬に立ちはだかる“鬼門の壁”!それでも挑む若武者に期待!






