【阪神JF】マイペースで再び波乱をサヤカチャン「控える形になってもいい」

好調をキープしているサヤカチャン

好調をキープしているサヤカチャン

6日、阪神JF(G1)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、アルテミスS2着のサヤカチャン(牝2、栗東・田所秀厩舎)は、CWコースで助手が跨がっての単走追い。キビキビとしたフットワークで6F82.9-66.3-51.2-37.0-12.2秒をマーク。

田所秀孝調教師は「予定通りの追い切り。前走の疲れも取れてるし、いい状態をキープしていますね。前走は逃げたけど、控える形になってもいい。自分のペースで走れば頑張ってくるからね。相手は強くなるけど、楽しみにもしてるよ」と前走の再現に期待を寄せる。

前走、アルテミスS3着のラテュロス(牝2、栗東・高野厩舎)は、先週に続いて北村友一騎手が手綱をとってCWコースで2歳新馬のリバティハイツ0.3秒追走。終い一杯に追われるとジリジリと差を詰めて同入フィニッシュ。タイムは6F82.5-66.4-51.7-38.3-12.3秒を計時した。

「追い切りはジョッキーを乗せてやりました。相手も動く馬で手応えは見劣りましたが、時計的には十分。カイ食いもいいし、しっかり調教を積んでこれましたね。追い出して反応が鈍いところはありますが、外回りの直線がそれをカバーしてくれるのでは」と高野友和調教師はマズマズのジャッジ。実戦では非凡な瞬発力を見せており、マイルの持ち時計はメンバー最速。父ディープインパクトの血は軽視出来ない。

マイルの持ち時計トップのラテュロス

マイルの持ち時計トップのラテュロス