スピーディクールなど≪中山9・10・12R≫レース後のコメント

12月16日(土)、5回中山5日目9Rでひいらぎ賞(芝1600m)が行なわれ、柴田大知騎手騎乗の6番人気・マイネルキャドー(牡2、美浦・矢野英厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:34.7(良)。

2着には1馬身半差で3番人気・ハーグリーブス(牡2、美浦・尾関厩舎)、3着には1馬身1/4差で5番人気・グランドピルエット(牝2、美浦・田村厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたゴールドギア(牡2、美浦・伊藤圭厩舎)は4着に敗れた。

1着マイネルキャドー(柴田大騎手)
「控えていこうと思っていましたが、ゲートを出たのでリズムを壊さないようにそのまま行きました。ハミを替えましたが、内外のどちらにでも行きそうな感じがありました。まだいろいろ教え込まないといけないことがありますが、能力は高いですね」

2着ハーグリーブス(大野騎手)
「上手く流れに乗れました。4コーナーでは少し手応えが怪しくなりましたが、そこから渋太く脚を使ってくれました」

3着グランドピルエット(田辺騎手)
「前残りになったレースのなかで、良い位置で運べたと思います。牡馬相手や久々だったことを考えれば、よく頑張っていると思います」

4着ゴールドギア(北村宏騎手)
「前走よりスタートを出ましたし、先団に行ければと思いましたが、重心が高いのでポジションを取り切れませんでした。ゴチャついたこともあってあの位置からになりましたが、リズムを守って追走して4コーナーでは良い感じでした。直線では前を捕らえ切れそうな感じではないものの、よく伸びていました。まだ良くなってくると思います」

5着タイドオーバー(津村騎手)
「ワガママなところがありますが、競馬に行くと上手に走ってくれますし乗りやすいです。終いも手応えはありますが、少し躊躇するところがありました。その辺りが改善されてくれば良いと思います」

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10Rで仲冬ステークス(ダ1800m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の3番人気・スピーディクール(牡3、美浦・石栗厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:54.0(良)。

2着には半馬身差で5番人気・エネスク(牡4、美浦・和田雄厩舎)、3着には半馬身差で4番人気・クロフネビームス(牝5、美浦・尾形充厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたカフェブリッツ(牡4、栗東・池江寿厩舎)は11着に敗れた。

1着スピーディクール(石栗調教師)
「強かったですね。ビックリしました。1200とはペースが違いますし、ジョッキーの判断であの競馬になりましたが、向正面で行くとは思っていませんでした。体が増えていたこともどうかと思っていましたが、馬が成長しているのでしょうか。1200だけだと選択肢が限られてしまいますが、これで今後の選択肢が拡がったと思います。良かったです」

2着エネスク(柴田大騎手)
「最近はあまり行き脚がつきませんでしたが、今日出していく競馬をしたことで良いキッカケになってくれればと思います。前走はモタれていましたが、今日はそういう面を見せませんでした。レース間隔を詰めて使ったことが良かったかと思います。能力はありますよ」

3着クロフネビームス(田辺騎手)
「今日は展開が向きませんでした。直線で前の馬がフラフラしていましたが、そこがスムーズでも着順に影響はなかったと思います」

4着パルトネルラーフ(大野騎手)
「昇級戦でしたが、力を付けている印象です。このスローペースでも最後は追い上げていますし、よく走っています」

5着マイネルトゥラン(津村騎手)
「向正面で番手に押し上げていったときもこの馬らしい行きっぷりでしたし、4コーナーでも良い手応えでした。最後は脚が上がってしまいましたが、久し振りにこの馬らしい競馬が出来ました」

11着カフェブリッツ(池江調教師)
「気を遣って走っている感じでしたし、小回りの内枠が良くなかったかと思います。レース後もすぐに息が入ってケロッとしていました。ノドは手術の効果もあって問題ありません」

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12Rで3歳上1000万(芝2000m)が行なわれ、C.デムーロ騎手騎乗の4番人気・メイズオブオナー(牝3、栗東・藤原英厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:00.1(良)。

2着には3/4馬身差で3番人気・エッジースタイル(牝4、栗東・高橋忠厩舎)、3着には1馬身1/4差で17番人気・レッドベリンダ(牝5、美浦・古賀慎厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたイタリアンホワイト(牝3、美浦・相沢厩舎)は14着に敗れた。

1着メイズオブオナー(C.デムーロ騎手)
「道中は後方で溜める形でしたが、前がラクをしている感じだったので、早めに動いていきました。直線で右にモタれる面も見せましたが、最後までよく頑張ってくれました」

2着エッジースタイル(川田騎手)
「内枠からスムーズな競馬が出来ました。最後も良い脚を使ってくれましたが、勝った馬が強かったです」

3着レッドベリンダ(北村宏騎手)
「これまではジリッぽいと思ってポジションを取りに行っていましたが、そうするとかかってしまいます。今日は馬にストレスをかけない感じでゆったりと運びましたが、最後はこちらが思っていた以上に切れる脚を使ってくれました」

4着キューンハイト(丹内騎手)
「昇級戦でこれだけやれるんですから、力を付けていますね。距離は2000でも大丈夫だと思います」

5着スマートルビー(田辺騎手)
「初めて乗ったので比較は出来ませんが、走りが小さく感じました。前に行くつもりでしたが、流れに乗れませんでした。休養期間が長くてまだ戻り切っていないところがあるでしょうし、力はあります」

14着イタリアンホワイト(戸崎圭騎手)
「上手く捌くことが出来ませんでした」

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