断然の1番人気に応えてディープ産駒ギベオンが押し切りV!…阪神新馬

ギベオン

12月17日(日)、5回阪神6日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、C.デムーロ騎手騎乗の1番人気・ギベオン(牡2、栗東・藤原英厩舎)が優勝。道中は2番手を追走し、直線入口で先頭に立つと、そのまま余裕たっぷりの脚色で後続を完封した。勝ちタイムは1:49.6(良)。

2着には3/4馬身差で馬場の中央を伸びた3番人気・ミアグア(牝2、栗東・石橋厩舎)、3着には4馬身差で6番人気・マイネルハイルング(牡2、栗東・宮厩舎)が続いて入線した。

勝ったギベオンは、母がアメリカでG1を2勝。社台サラブレッドクラブにて1億円で募集されたディープインパクト産駒。恵まれた好馬体から繰り出すフットワークは豪快そのもので、着差以上に強い勝ちっぷり。朝日杯FSを前に楽しみな逸材がデビューVを決めた。
馬主は有限会社社台レースホース、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「ナミビアで発見された隕石の名で、発見場所の名」。

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1着ギベオン(C.デムーロ騎手)
「2番手から抜け出してから物見をしてフワフワしていましたが、2着馬がきたらまた加速してくれました。遊びながら走っていましたし、余裕がありました。将来が楽しみです」

2着ミアグア(幸騎手)
「センスがあって、乗りやすい馬です。追ってからもしっかり動いていますし、勝ち馬とは4コーナーでの位置取りの差でしょう。すぐにチャンスが来ると思います」

3着マイネルハイルング(国分恭騎手)
「ペースが遅かったですし、ヨーイドンの競馬にはしたくなかったので、早めに動かしていきました。それでも最後までよく頑張ってくれました。まだ追い切りでもそこまで攻めていなかった、と聞いていますし、このまま体が無事なら次は上積みがあると思います」

4着アンビービーチ(ルメール騎手)
「ずっと物見をしていました。良いスピードがありますし、距離はマイルくらいの方が良さそうです」

5着イシュトヴァーン(福永騎手)
「ゲート練習に時間をかけてきたようで難しいところがあったみたいですけど、レースでは普通にスタートを切れましたし練習の効果があったと思います。スタートした瞬間から物見をして、終始ビックリしながら走っていて集中できませんでしたが、良い素質があると思います。次はガラッと変わるかもしれません」

  • ギベオン
  • (牡2、栗東・藤原英厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:コンテスティッド
  • 母父:Ghostzapper

ギベオン
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