【桜花賞】フィニフティ&レッドサクヤのディープ産駒2頭で挑む藤原英厩舎「2頭ともいい動き」

フィニフティ

素軽い動きを見せるフィニフティ

4日、桜花賞(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

●前走、クイーンC2着のフィニフティ(牝3、栗東・藤原英厩舎)は、助手を背にCWコースで追われ、5F67.3-51.1-37.7-11.9秒をマークした。

【藤原英昭調教師のコメント】
「2頭ともいい動き。良かったな。前走は長距離輸送でも内容を残してくれた。あそこらが潜在能力。前走後は放牧を挟んで調整しているが、テンションも上がらず順調にきてるよ」


●前走、エルフィンS1着のレッドサクヤ(牝3、栗東・藤原英厩舎)は、松山弘平騎手を背にCWコースで追われ、5F67.0-51.5-37.6-11.6秒をマークした。

【藤原英昭調教師のコメント】
「放牧を挟んで調整してるが、順調にきてるよ。この馬も能力は遜色ないものを持っている」


●前走、フィリーズR15着のコーディエライト(牝3、栗東・佐々晶厩舎)は、助手を背に坂路で追われ、4F51.8-37.9-24.9-12.8秒をマークした。

【佐々木晶三調教師のコメント】
「けさもしっかり動いたね。元気いいし、具合は良さそうだよ。この前みたいにテンションが上がって出遅れてしまうとダメ。あの位置になるとハミをとらないみたいなんだ。中間はゲート練習もしっかりやってきたし、普段でも落ち着きが出てきた。少々、強引になってもいいからハナに行きたいね」


●前走、チューリップ賞7着のスカーレットカラー(牝3、栗東・高橋亮厩舎)は、助手を背にCWコースで追われ、4F51.8-37.9-12.2秒をマークした。

【喜多調教助手のコメント】
「Cウッドで半マイルをサッと。やりすぎない程度ですが、いい反応だったし、いい状態ですよ。前走が休み明け。桜花賞、オークスを見ておつりを残した仕上げ。上積みは十分に見込んでいい。勝ち馬は強いけど、あの差がそのまま力差とは思わない」


●前走、フィリーズR競走中止のアマルフィコースト(牝3、栗東・牧田厩舎)は、浜中俊騎手を背に坂路で追われ、4F54.5-39.7-25.4-12.2秒をマークした。

【牧田和弥調教師のコメント】
「ジョッキーを乗せてサッと、予定通りですね。前走で落馬した影響もなさそうですね。普通に走っていると重心が高く感じるけど、馬体を併せるとグッと沈み込んで走りが変わります。順調に仕上がってきたと思います。阪神JFを自重して、前走は落馬。運も溜まってきてると思う(笑)。桜花賞で全力を出し切った走りを見たいですね」

レッドサクヤ

能力はヒケを取らないレッドサクヤ

コーディエライト

展開のカギを握るコーディエライト

スカーレットカラー

上積み十分のスカーレットカラー

アマルフィコースト

完全燃焼で反撃したいアマルフィコースト