【NHKマイルC】名馬への登竜門 タワーオブロンドン4枠7番、カツジは1枠1番!

タワーオブロンドン

タワーオブロンドンは4枠7番!

5月6日(日)、東京競馬場で行われる第23回NHKマイルカップ (3歳 国際 指定 定量 芝1600m)の枠順が確定した。

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当時クラシックに出走できなかった外国産馬などに向けて創設されてから早23年が経過した。タイキフォーチュンに始まり、シーキングザパール、エルコンドルパサー、クロフネ、キングカメハメハ、ラインクラフト、ディープスカイなどが辿ってきた名馬への登竜門。今年このレースを勝利し、次のステージへ羽ばたく馬は誰になるだろうか。

朝日杯FSで3着だったタワーオブロンドン(牡3、美浦・藤沢和厩舎)が4枠7番からG1獲りに挑む。前走アーリントンCでは力の違いを見せるような勝ち方で重賞2勝目を挙げた。使うごとにパフォーマンスを上げてきた今回、勝てば藤沢厩舎にとってはNHKマイルCの創生期を彩った名馬シンボリインディ以来となる。

ディープインパクト産駒の素質馬1枠1番カツジ(牡3、栗東・池添兼厩舎)もここに来て更に評価を上げてきた。きさらぎ賞こそ5着に敗れたものの、頓挫明けでもあった。距離短縮して臨んだ前走ニュージーランドTで鋭い末脚を披露し、見事1着。初重賞制覇を果たした。勢いに乗って厩舎久々のG1制覇といきたいところだろう。

厩舎初G1制覇が見えてきた小西厩舎が送り出すのは2枠3番テトラドラクマ(牝3、美浦・小西厩舎)。前走クイーンCは自ら淀みない流れを作り出し、最後まで粘り切った。追いかけた馬から苦しくなって垂れたあたり、見た目以上に厳しい流れだったことが推測される。早くからこのレースを目標にしていただけに、いい状態で出走してきそうだ。

他にも毎日杯で2着だった5枠9番ギベオン(牡3、栗東・藤原英厩舎)、ニュージーランドTで2着だった6枠11番ケイアイノーテック(牡3、栗東・平田厩舎)、ファルコンSを制した快速馬8枠16番ミスターメロディ(牡3、栗東・藤原英厩舎)、アーリントンC2着でまだ底を見せていない5枠10番パクスアメリカーナ(牡3、栗東・中内田厩舎)など、今後が楽しみな素質馬が揃ったNHKマイルカップの発走は15時40分。枠順は以下の通り。

枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記

1-1 カツジ 57
(牡3、栗東・池添兼、松山)

1-2 ファストアプローチ 57
(牡3、美浦・藤沢和、蛯名)

2-3 テトラドラクマ 55
(牝3、美浦・小西、田辺)

2-4 フロンティア 57
(牡3、栗東・中内田、内田博)

3-5 プリモシーン 55
(牝3、美浦・木村、戸崎)

3-6 リョーノテソーロ 57
(牡3、美浦・武井、吉田隼)

4-7 タワーオブロンドン 57
(牡3、美浦・藤沢和、C.ルメール)

4-8 ダノンスマッシュ 57
(牡3、栗東・安田隆、北村友)

5-9 ギベオン 57
(牡3、栗東・藤原英、M.デムーロ)

5-10 パクスアメリカーナ 57
(牡3、栗東・中内田、川田)

6-11 ケイアイノーテック 57
(牡3、栗東・平田、藤岡佑)

6-12 アンコールプリュ 55
(牝3、栗東・友道、藤岡康)

7-13 ルーカス 57
(牡3、美浦・堀、H.ボウマン)

7-14 デルタバローズ 57
(牡3、美浦・堀、石橋脩)

7-15 カシアス 57
(牡3、栗東・清水久、浜中)

8-16 ミスターメロディ 57
(牡3、栗東・藤原英、福永)

8-17 レッドヴェイロン 57
(牡3、栗東・石坂正、岩田)

8-18 ロックディスタウン 55
(牝3、美浦・藤沢和、池添)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

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