【羽田盃】人気に応えたヤマノファイトが重賞3連勝でクラシック1冠目をV!

ヤマノファイト

5月9日(水)、大井競馬場11Rで行われた第63回羽田盃(S1)(3歳 定量 1着賞金3500万円 ダート1800m)は、本橋孝太騎手騎乗の1番人気・ヤマノファイト(牡3、船橋・矢野義厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:53.7(不良)。

2着に1馬身差で7番人気・リコーワルサー(牡3、大井・荒山勝厩舎)、3着には1馬身差で4番人気・ハセノパイロ(牡3、船橋・佐藤賢厩舎)が続いて入線した。

スタンド前では4頭ほどが先手をうかがうが、1コーナーで人気のヤマノファイトがハナを切る。リコーワルサー、スプリングマン、ポンドゼルクが先団を形成し、モジアナフレイバー、ワグナーコーヴは中団に構える。4コーナーではヤマノファイトとリコーワルサーが抜け出し、外からモジアナフレイバーが一気に押し上げて直線へ。
勢いが付いたモジアナフレイバーが前を捕らえるかに見えたが、内で脚を溜めていたヤマノファイトが直線でもうひと伸び。残り100mで後続を振り切って鮮やかに逃げ切った。

勝ったヤマノファイトは道営出身で函館2歳Sにも出走。南関東に移籍して初戦となったニューイヤーカップで重賞初勝利を飾ると、続く京浜盃も連勝。ここでは敢然とハナを切って、そのまま押し切る力強い競馬で重賞3連勝。南関東クラシック1冠目を制した。
馬主は山口明彦氏、生産者は平取町の山口明彦氏。馬名の意味由来は「冠名+戦う」。

【本橋孝太騎手のコメント】
「こんな立派な馬で勝つことができて嬉しいです。スタッフがしっかり仕上げてくれたので、馬を信じて乗りました。いろんなパターンをイメージしたが、逃げるのは想定外でしたね。最後まで馬にとってはしんどい競馬になりましたが、踏ん張ってくれたヤマノファイトに感謝したいです。後ろから来れば来るほどエンジンがかかるので、ずっと伸びてくれました。次はもっとしんどい競馬になるでしょうが、力は一番上だと思うので、自分が邪魔をしないように乗りたい。次は大一番になるので、ぜひ本場に足を運んでヤマノファイトを見てもらいたい。そして次もここで会えるように、応援よろしくお願いします」

  • ヤマノファイト
  • (牡3、船橋・矢野義厩舎)
  • 父:エスポワールシチー
  • 母:ケイアイリード
  • 母父:フォーティナイナー
  • 通算成績:12戦7勝
  • 重賞勝利:
  • 18年羽田盃(S1)
  • 18年京浜盃(S2)
  • 18年ニューイヤーC(S3)

ヤマノファイト

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