重馬場の鬼・キョウヘイが雨を味方に差し切りV！…垂水S

2018/6/23(土) 

【阪神JF】今年はどの馬にもチャンスあり？求められる資質はいかに

提供：重賞トレンドジャッジ

6月23日(土)、3回阪神7日目11Rで垂水ステークス(芝1800m)が行なわれ、高倉稜騎手騎乗の3番人気・キョウヘイ(牡4、栗東・宮本厩舎)が優勝。道中は一団となった馬群のやや後方でジッと脚を溜め、徐々にポジションをアップ。4コーナーでは前を射程圏に入れ、直線は開いた内を突いてエンヴァール、レッドアンシェルとの叩き合いに持ち込み、ゴール寸前でエンヴァールを差し切った。勝ちタイムは1:49.9(重)。

2着にはアタマ差で4番人気・エンヴァール(牡5、栗東・藤原英厩舎)、3着には2馬身差で1番人気・レッドアンシェル(牡4、栗東・庄野厩舎)が続いて入線した。

勝ったキョウヘイは、昨年のシンザン記念の勝ち馬で、それ以来となる通算3勝目。G1のNHKマイルC、ダービーこそ大きな着順となったが、秋以降はオープンでも大崩れなく走っていて、降級となったここでは一枚上の地力を見せた格好。また、シンザン記念は重馬場で後にG1を勝つアルアイン、ペルシアンナイトを破っており、今後は2つ目の重賞獲りが期待される。
馬主は瀬谷隆雄氏、生産者は新ひだか町の本桐牧場。馬名の意味由来は「人名より」。

垂水ステークスの結果・払戻金はコチラ⇒

• キョウヘイ
• (牡4、栗東・宮本厩舎)
• 父：リーチザクラウン
• 母：ショウナンアネーロ
• 母父：ダンスインザダーク
• 通算成績：16戦3勝
• 重賞勝利：
• 17年シンザン記念(G3)

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