【宝塚記念】ミッキーロケットが絶妙の仕掛けでG1初制覇 和田竜は17年ぶりのG1V!

ミッキーロケット

6月24日(日)、3回阪神8日目11Rで第59回宝塚記念(G1)(芝2200m)が行なわれ、和田竜二騎手騎乗の7番人気・ミッキーロケット(牡5、栗東・音無厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:11.6(稍重)。

2着にはクビ差で10番人気・ワーザー(セ7、香港・J.チェン厩舎)、3着には3馬身差で12番人気・ノーブルマーズ(牡5、栗東・宮本厩舎)が続いて入線した。

先手を主張するサイモンラムセスにタツゴウゲキが絡んでいくが、サイモンラムセスが先手を取り切って向こう正面へ。ミッキーロケットは中団前めのインで脚を溜め、サトノダイヤモンド、サトノクラウン、ヴィブロスは中団。ワーザー、キセキは後方に構え、やや縦長の展開。3コーナーを過ぎて中団からサトノダイヤモンドがスッとポジションを上げ、ヴィブロスも追撃態勢。逃げるサイモンラムセスを交わしてミッキーロケットが先頭に立って直線勝負。
内ラチ沿いをスルスルと抜け出すミッキーロケットにサトノダイヤモンドが懸命に食らい付くが、半ばで後退。代わってノーブルマーズ、大外からワーザーが襲いかかり、ゴール前は押し切りを図るミッキーロケットと追い込むワーザーが馬体を並べたが、ミッキーロケットがクビ差凌いでゴールに入った。

勝ったミッキーロケットは、昨年の日経新春杯以来の勝利で重賞2勝目。昨年の宝塚記念は6着で、G1では菊花賞5着、前走の天皇賞(春)が4着と、あと一歩のレースが続いていたが、今回は早めにラチ沿いを抜け出す強気の競馬でワーザー以下を押さえて悲願のG1初制覇。鞍上の和田竜二騎手は昨日がバースデーで、JRAG1はテイエムオペラオーで勝った2001年の天皇賞(春)以来8勝目。こちらは久しぶりのビッグタイトルとなった。
馬主は野田みづき氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+ロケット」。

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  • ミッキーロケット
  • (牡5、栗東・音無厩舎)
  • 父:キングカメハメハ
  • 母:マネーキャントバイミーラヴ
  • 母父:Pivotal
  • 通算成績:22戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 18年宝塚記念(G1)
  • 17年日経新春杯(G2)

ミッキーロケット
ミッキーロケット

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