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【CBC賞】ディープの血が6歳夏に開花 アレスバローズが重賞初制覇!
2018/7/1(日)
7月1日(日)、3回中京2日目11Rで第54回CBC賞(G3)(芝1200m)が行なわれ、川田将雅騎手騎乗の4番人気・アレスバローズ(牡6、栗東・角田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:07.0(良)。
2着には1馬身1/4差で9番人気・ナガラフラワー(牝6、栗東・高橋亮厩舎)、3着には半馬身差で8番人気・セカンドテーブル(牡6、栗東・崎山厩舎)が続いて入線した。
トウショウピストが押して先手をうかがうが、それを交わしてワンスインナムーンがハナを切り、速いラップを刻む。馬群はやや縦長となって、1番人気ダイメイフジ、3番人気アサクサゲンキは後方待機。2番人気のペイシャフェリシタは早めに前のポジションを取って直線へ。
逃げるワンスインナムーン、2番手のセカンドテーブルが渋太く粘り込みをはかるところを、中団にいたアレスバローズが力強く交わして先頭。馬群を縫って急追するナガラフラワーの追い上げを振り切ってトップでゴールに入った。
勝ったアレスバローズは、昨年暮れにオープン入りし、ここ2走はオープン特別で差のない競馬を続けていたが、デビュー26戦目、2度目の重賞挑戦で嬉しいタイトル獲得。遅咲きのディープインパクト産駒がサマースプリントシリーズ制覇へ名乗りを上げた。
馬主は猪熊広次氏、生産者は日高町のヤナガワ牧場。馬名の意味由来は「戦を司る神+冠名」。
1着 アレスバローズ(川田騎手)
「いつも後方からの競馬だったので、今回はどうなるかと思っていました。レース前に聞いていたよりいい雰囲気で状態の良さがわかりました。リズムよくゲートを出て、いい位置で流れに乗れましたね。仕掛けてからの反応もよく、いつもと違う競馬だったからか、抜け出してから気を抜くところはありましたが、今後も安定して今日のようなレースができれば楽しみです」
2着 ナガラフラワー(高倉騎手)
「ゲートを出た時に他馬とぶつかって、痛みがあったのか、その後は気にしながら走っていました。それだけに手応えも決してよくはなかったですからね。最後はよく盛り返してくれていますし、昨年に乗せてもらった時も素質を感じていた馬。当時よりもよくなっていると思います」
3着 セカンドテーブル(水口騎手)
「自分の競馬をしようと考えていましたし、そういうレースをしてくれました。最後までしっかり伸びてくれました。差し馬に有利な馬場になっていましたが、早めに先頭に立ってよく粘りました。左回りは合っています」
4着 アサクサゲンキ(武豊騎手)
「ゲートを出てからがのんびりした感じでしたね。ラストはその分、伸びてくれてはいるんですけどね」
7着 トウショウピスト(幸騎手)
「いいスタートを切れましたし、二の脚もありました。でも、外の馬も速かったですね。最後まで踏ん張ってくれているのですが」
11着 ダイメイフジ(騎手)
「この馬には忙しいレースでした。1400くらいのほうがいいですし、前の馬が止まりませんでした」
15着 ペイシャフェリシタ(三浦騎手)
「前が止まらないと思っていましたし、欲しい位置はとれました。しかし、外枠が厳しいですね。ポジションを取りに行く分、脚を使ってしまいました。人気になっていたのに結果を出すことができず申し訳ない思いですが、この馬はこんな実力じゃないので、巻き返してくれると思います」
16着 アクティブミノル(福永騎手)
「結果的にはハナにいってもよかったかもしれないですね。それに、落鉄もしていたようです」
18着 グレイトチャーター(鮫島駿騎手)
「いつも掛かり気味にいくくらいの馬。今日はやけにおとなしかったですね。この暑さがこたえたかもしれません」
- アレスバローズ
- (牡6、栗東・角田厩舎)
- 父:ディープインパクト
- 母:タイセイエトワール
- 母父:トニービン
- 通算成績:26戦6勝
- 重賞勝利:
- 18年CBC賞(G3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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