【菊花賞】今週もルメール! フィエールマンがハナ差の死闘を制してG1初制覇

フィエールマン

10月21日(日)、4回京都7日目11Rで第79回菊花賞(G1)(芝3000m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の7番人気・フィエールマン(牡3、美浦・手塚厩舎)が優勝。勝ちタイムは3:06.1(良)。

2着にはハナ差で2番人気・エタリオウ(牡3、栗東・友道厩舎)、3着には1馬身半差で10番人気・ユーキャンスマイル(牡3、栗東・友道厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたブラストワンピース(牡3、美浦・大竹厩舎)は4着に敗れた。

どの馬がハナを切るか注目されたが、好スタートを決めたジェネラーレウーノが敢然とハナを切る。その直後にエポカドーロ、先手争いに加わると見られていたアイトーン、メイショウテッコンは控える形で、レースは淡々とした流れで進む。向こう正面ではやや縦長となり、フィエールマンは7~8番手、その後ろにエタリオウ、ブラストワンピース。その内にユーキャンスマイルがジッと脚を溜める。坂の下りで先団がギュッと凝縮し最後の脚比べへ。
逃げたジェネラーレウーノは余力なく後退。代わって馬場の真ん中からエタリオウが一気に先頭に立って後続を離しかかる。そこへ馬群を割って内を突くフィエールマンが猛追。エタリオウも差し返して2頭が並んでゴール。写真判定の結果、ハナ差フィエールマンが差し切って重賞初勝利をG1で飾った。

勝ったフィエールマンは、史上最少のキャリア4戦目での菊花賞制覇。前走のラジオNIKKEI賞2着のあとはトライアルをパスして菊花賞本番一本に絞っての調整。先週の秋華賞(アーモンドアイ)に続いてC.ルメール騎手騎乗の関東馬がぶっつけ本番で3冠最終戦を制した。関東馬の勝利は2001年マンハッタンカフェ以来17年ぶり。C.ルメール騎手は開催4日連続重賞勝利で、10月だけで重賞5勝目となった。
馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム

菊花賞の全着順・払戻金はコチラ⇒

  • フィエールマン
  • (牡3、美浦・手塚厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:リュヌドール
  • 母父:Green Tune
  • 通算成績:4戦3勝
  • 重賞勝利:
  • 18年菊花賞(G1)

フィエールマン
フィエールマン
フィエールマン
フィエールマン
フィエールマン

プレゼンターを務めたのは松坂桃李さん

エタリオウ

惜しくもハナ差敗れたエタリオウ

ユーキャンスマイル

人気を大きく上回る3着のユーキャンスマイル

ブラストワンピース

1番人気のブラストワンピースは4着

エポカドーロ

皐月賞馬エポカドーロは8着

メイショウテッコン

流れに乗れなかったメイショウテッコンは14着


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。