【マイルCS】充実一途アエロリット、ステルヴィオら関東馬4頭の1週前追い切りコメント

2018/11/12(月) 

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提供：重賞トレンドジャッジ

順調な仕上がりを見せるアエロリット

■日曜京都11レース・マイルCS(G1)1週前情報

【11/7追い切り】

●アエロリット(牝4、美浦・菊沢厩舎)・前走＝毎日王冠1着
菊沢隆徳調教師を背に南ウッドチップコースで追われ、4F52.3－37.6－12.6秒をマーク。

【菊沢隆徳調教師のコメント】
「古馬になって精神面でズブさが出てきて、良い意味でオンオフがきくようになってきましたし、ひと夏越して体のバランスも良くなって成長を感じられました。前走は展開も良かったですし、この馬の力を発揮できました。速い上がりに対応したこともあってレース後は疲れが見られましたが、一旦ノーザンファーム天栄に放牧に出して中間は順調にきています。やれば時計はいくらでも出ますが、1週前追い切りはオーバーワークにならないようにやりました。右回りの走りも確認しましたが、問題ありませんでした。以前に秋華賞で京都に行きましたが、あの頃とは馬が違いますし内回りの2000と外回りの1600ではコース特性も違うので、やってみないと分からない部分はあります」

●ステルヴィオ(牡3、美浦・木村厩舎)・前走＝毎日王冠2着
助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F84.3－69.5－54.5－40.2－12.9秒をマーク。

【木村哲也調教師のコメント】
「まだ体ができていないのにテンションで走ってくるところのある馬ですし、前走は走り過ぎた感じもあって、いつも以上にヘタッたところがあります。レース前の装鞍所でも落ち着きがありませんでしたし、課題の残るところはありました。日程的に天皇賞への出走は難しかったですし、レース後はノーザンファーム天栄に移動して前走の疲れを乗り越えてきてくれました。11/4の日曜日の調教が他厩舎の馬にコスられて力む感じになってしまって上手くいかず心配していましたが、11/6火曜日の状態は良かったので1週前追い切りはフィジカルを鍛えるためにハードワークで動かしました。

この後は馬の状態を見ながら調整の段取りを決めていきます。1週前追い切りについて私見では、この日は6ハロンから時計を出 して最後までギアを上げて走るのは簡単ではない馬場状態だったと思いますし、そのなかで最後にもうひとギア上げることができたので馬の状態は安定していると思います。終いに脚は使えるので、道中どの位置にいるかが大きくなってきます。前走はゲートを出ましたが他馬に前に入られて後ろに下がってしまいましたし、今回も道中の位置取りが重要かと思っています。最終追い切りは、ジョッキーに乗ってもらう予定です」

●ミッキーグローリー(牡5、美浦・国枝厩舎)・前走＝京成杯オータムハンデ1着
戸崎圭太騎手を背に坂路コースで追われ、4F52.2－37.6－24.7－12.5秒をマーク。

【国枝栄調教師のコメント】
「1週前追い切りでジョッキーも好感触を掴んでくれたようですし、順調にきています。京都コースも大丈夫だと思いますし、まだ伸びシロがあると思うので楽しみにしています」

【戸崎圭太騎手のコメント】
「1週前追い切りは、十分動けているという感じですし調子は良さそうだと感じました。前走の勝ち方が鮮やかでしたし、あのようなイメージでレースに行ければいいなと思っています。フットワークがしっかりしていてパワーのある走りをするので広いコースは合うと思いますし、京都の外回りも問題ないと思います」

●ウインブライト(牡4、美浦・畠山吉厩舎)・前走＝富士ステークス10着
松岡正海騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.9－53.9－39.3－12.8秒をマーク。

【松岡正海騎手のコメント】
「前走を使って、腰の状態はだいぶ良い頃に戻りつつあります。前走の前は追い切りを2本キツいところをやりましたが、今は息も良いですし輸送すると体が減るのであまりやる必要はありません。来週も微調整程度で十分です。今の京都は時計がかかっていますし、京都の外回りは一発があるコースなので、この馬には向いていると思います」

位置取りがカギとなるステルヴィオ

戸崎騎手を背にしたミッキーグローリー

松岡騎手が一発を狙うウインブライト