【有馬記念】平成最後のグランプリ!レイデオロ6枠12番、オジュウチョウサン1枠1番!

有馬記念

1枠1番を引き当て会心の笑みを見せる武豊騎手

12月23日(日)、中山競馬場で行われる第63回有馬記念(3歳上 国際 定量 芝2500m)の枠順が確定した。

有馬記念の総力特集はコチラ⇒

今年で63回目を迎える暮れのグランプリ。昨年は引退レースとなった王者・キタサンブラックが堂々の逃げ切りで優勝。レース後競馬場内には演歌の大御所の美声がとどろいた。一年の世相を表すともされ、日本国中が注目するビッグレース。今年、グランプリを制し、2018年を締める馬はどの馬か。

6枠12番に入った天皇賞馬レイデオロ(牡4、美浦・藤沢和厩舎)が主役候補一番手か。昨年のダービー馬として勇躍臨んだ今年春のドバイシーマクラシックは伸びきれず、まさかの4着。評価を下げてしまった。しかしこの秋は半年ぶりの実戦となったオールカマーを辛勝すると、続く天皇賞(秋)では並みいる強豪相手に力強く末脚を伸ばし快勝。昨年のダービー以来のビッグタイトル獲得となった。昨年はジャパンCで古馬の壁に阻まれたが、今年は主役として、古馬の頂点を狙う。

有馬記念

レイデオロは6枠12番に入った

強敵は7枠14番の大器・キセキ(牡4、栗東・中竹厩舎)。昨年の香港遠征から調子を崩し、日経賞では掛かって9着に大敗。宝塚記念も8着と見せ場がなかった。しかし今年の秋は毎日王冠で3着に入ると、続く天皇賞(秋)ではハナを切り、マイペースの逃げを打って直線でもしぶとく粘り、1.57.0の好時計で3着。前走のジャパンCは400mの距離延長ながら果敢にハナを奪うと、最後まで脚を伸ばしてアーモンドアイの2着。自身の時計も2.20.9の世界レコードであった。アーモンドアイがいない今回、主役の座を虎視眈々と狙っている。

一昨年の覇者3枠6番サトノダイヤモンド(牡5、栗東・池江寿厩舎)はここが引退レース。昨年のフランス遠征以降、精彩を欠くレースが続いたが、2走前の京都大賞典で久しぶりの勝利を挙げた。ジャパンCは6着と敗れるも、今回は条件が一気に好転。有終の美を飾れるか。

昨年のジャパンCを制し、この有馬記念でも3着に入ったシュヴァルグラン(牡6、栗東・友道厩舎)は8枠15番。今年に入り惜しいレースが続いているが、その底力は当然侮れない。今回は相性抜群のH.ボウマン騎手が手綱をとり、虎視眈々とグランプリ制覇を狙っている。

アルゼンチン共和国杯を制して勢いに乗る3枠5番パフォーマプロミス(牡6、栗東・藤原英厩舎)、宝塚記念を制した6枠11番ミッキーロケット(牡5、栗東・音無厩舎)、堂々ファン投票3位で出走する障害の絶対王者1枠1番オジュウチョウサン(牡7、美浦・和田郎厩舎)など、年末のグランプリにふさわしい好メンバーが揃ったファンの夢が走る有馬記念。馬券は21日(金)よりウインズ札幌・ウインズ後楽園・ウインズ新宿・ウインズ難波・ウインズ梅田にて前々日発売、22日(土)より全国のウインズ・競馬場にて発売が行われる。なお、前々日発売は土曜日に行われる中山大障害阪神カップも併せて発売される。有馬記念の発走は23日15時25分。枠順は以下のとおり。

枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記

1-1 オジュウチョウサン 57
(牡7、美浦・和田郎、武豊)

1-2 クリンチャー 57
(牡4、栗東・宮本、福永)

2-3 モズカッチャン 55
(牝4、栗東・鮫島、M.デムーロ)

2-4 マカヒキ 57
(牡5、栗東・友道、岩田康)

3-5 パフォーマプロミス 57
(牡6、栗東・藤原英、C.デムーロ)

3-6 サトノダイヤモンド 57
(牡5、栗東・池江寿、B.アヴドゥラ)

4-7 サウンズオブアース 57
(牡7、栗東・藤岡健、藤岡佑)

4-8 ブラストワンピース 55
(牡4、美浦・大竹、池添)

5-9 リッジマン 57
(牡5、栗東・庄野、蛯名)

5-10 ミッキースワロー 57
(牡4、美浦・菊沢、横山典)

6-11 ミッキーロケット 57
(牡5、栗東・音無、O.マーフィー)

6-12 レイデオロ 57
(牡4、美浦・藤沢和、C.ルメール)

7-13 スマートレイアー 55
(牝8、栗東・大久龍、戸崎)

7-14 キセキ 57
(牡4、栗東・中竹、川田)

8-15 シュヴァルグラン 57
(牡6、栗東・友道、H.ボウマン)

8-16 サクラアンプルール 57
(牡7、美浦・金成、田辺)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。