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【中山金杯】これぞ中山巧者の力!ウインブライトが直線抜け出しV!
2019/1/5(土)
1月5日(土)、1回中山1日目11Rで第68回日刊スポ賞中山金杯(G3)(芝2000m)が行なわれ、松岡正海騎手騎乗の3番人気・ウインブライト(牡5、美浦・畠山吉厩舎)が道中中団に控えると、直線で力強く抜け出して優勝。勝ちタイムは1:59.2(良)。
2着には半馬身差で7番人気・ステイフーリッシュ(牡4、栗東・矢作厩舎)、3着にはクビ差で9番人気・タニノフランケル(牡4、栗東・中竹厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたマウントゴールド(牡6、栗東・池江寿厩舎)は12着に敗れた。
勝ったウインブライトは父ステイゴールド、母サマーエタニティ、全姉に阪神ジュベナイルF2着があるウインファビラスがいる血統。3歳春のスプリングSを皮切りにこれまで重賞を3勝しており、昨年の中山金杯はセダブリランテスの2着に入っていた。
馬主は株式会社ウイン、生産者は新冠町のコスモヴューファーム。
1着ウインブライト(松岡騎手)
「この馬に賭ける気持ちがあるので、勝てて嬉しいです。もう少し前のポジションになるかと思っていましたが、意外と主張する馬がいて思っていた形とは違いました。それでも馬の後ろで折り合いがつきますし差し切れる脚があるので、大丈夫だろうと思っていました。この馬はここまで重賞はたくさん勝っているので、もうひとつ上のクラスのレースを勝ちたいですね」
2着ステイフーリッシュ(藤岡佑騎手)
「前半にもう少し良い位置を取りたかったですけど、外枠だったのでジワッと乗って内を回りました。ペースが遅かったですし、今日はCコースでこの馬は切れるタイプでもないので、早めに動いていきました。最後まで頑張っていますが、もう少し内枠が欲しかったですね」
3着タニノフランケル(内田騎手)
「良い感じでハナに行けましたが、勝負どころですぐ後ろに来られましたからね。それでも坂を上がってからもう1回伸びてくれましたし、良い競馬ができたと思います。今日は最内枠だったので強引にハナに行きましたが、馬群に囲まれなければ行かなくても大丈夫だと思います」
4着アドマイヤリード(須貝調教師)
「ジョッキーは、上手く乗れていれば勝てたと話していましたが、上手に立ち回れていましたしとても上手く乗ってくれたと思います。馬も今はこのくらいの距離で良いレースをしてくれますね。今後の予定は馬の様子を見て決めていきます」
5着タイムフライヤー(和田騎手)
「前半はついていこうと思ってもついていけませんが、今日は2着馬が動いてくれたので無理せず上がっていけました。良い形でしたが、もうひと押しですね。ただ中距離は良さそうですし、中距離ならメンコは外しても良いかもしれません」
6着マイネルサージュ(津村騎手)
「4コーナーでは勝ち馬についていって、見せ場を作ることができました。最後は久々で体が増えていた影響もありましたが、これからが楽しみです」
7着エアアンセム(田辺騎手)
「ゲートのタイミングが合いませんでした。最後は脚を使って詰めているので、もう少し前で流れに乗りたかったですね」
12着マウントゴールド(武豊騎手)
「スタートで半馬身遅れたことが痛かったです。やりたい競馬ができませんでした。馬込みに慣れていないことも影響したかもしれません。それほど差もないんですけどね」
- ウインブライト
- (牡5、美浦・畠山吉厩舎)
- 父:ステイゴールド
- 母:サマーエタニティ
- 母父:アドマイヤコジーン
- 通算成績:16戦6勝
- 重賞勝利:
- 19年中山金杯(G3)
- 18年中山記念(G2)
- 17年スプリングS(G2)
- 17年福島記念(G3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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