【フェアリーS】ハービンジャー産駒フィリアプーラが大外一気で重賞初勝利!

フィリアプーラ

1月12日(土)、1回中山3日目11Rで第35回フェアリーステークス(G3)(芝1600m)が行なわれ、丸山元気騎手騎乗の3番人気・フィリアプーラ(牝3、美浦・菊沢厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.0(良)。

2着にはアタマ差で4番人気・ホウオウカトリーヌ(牝3、美浦・栗田徹厩舎)、3着には半馬身差で5番人気・グレイスアン(牝3、美浦・斎藤誠厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアクアミラビリス(牝3、栗東・吉村厩舎)は5着に敗れた。

1着 フィリアプーラ(丸山騎手)
「スタートは出ましたが、リズム重視で中団から運びました。いい感じで折り合った分よく伸びてくれましたね。まだ精神的に安定していないところはありますが、乗りやすいしいい切れ味がありますね。また乗せてもらえたら、いいところを引き出したいです。今年は大きいところを勝てるよう頑張ります」

(菊沢調教師)
「ペースが遅くて内枠だったので心配しましたが、ジョッキーが上手く乗ってくれました。前走から間隔が短かい分、あまり調教はやらなかったですが、これで良かったのでしょうね。まだ冬毛も出ていますし、これからもっと良くなるはずです。1600で勝っていますが、もっと長いところの馬というイメージで接していますからね。フェアリーSは惜敗が続いていたので、勝てて良かったです」

サンタンデールがハナを切り、2番手にプリミエラムール、3番手にグレイスアン。その直後に行きたがる素振りを見せながらアクアミラビリスが続く。中団の馬群の中でホウオウカトリーヌ、後方の内でフィリアプーラが脚を溜める。
ゆったりとしたペースで直線を向き、先行勢の中ではサンタンデール、グレイスアン、アクアミラビリスが抜け出そうかというところを、外からホウオウカトリーヌとフィリアプーラが猛追。グレイスアンを一気に交わしさってゴールイン。

勝ったフィリアプーラの半兄は11年朝日杯FS(G1)を制したアルフレード、近親には競走馬、種牡馬で大活躍したサクラバクシンオーがいる。馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム

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  • フィリアプーラ
  • (牝3、美浦・菊沢厩舎)
  • 父:ハービンジャー
  • 母:プリンセスカメリア
  • 母父:サンデーサイレンス
  • 通算成績:3戦2勝
  • 重賞勝利:
  • 19年フェアリーS(G3)

フィリアプーラ
フィリアプーラ

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