栗東・有力馬次走報

トピックス

宝塚記念で遂に国内GIを制覇したアドマイヤムーン(牡4、栗東・松田博厩舎)。
「乗り役(岩田騎手)がうまいこと乗ってくれたわ。歩様の硬さもなく、馬は元気一杯」と松田博師。
激戦のダメージもなかった様子。
今後のローテーションについては天皇賞(秋)から始動して、12月の香港競走など海外を含めてレースを検討していくとのこと。

宝塚記念で7着だったインティライミ(牡5、栗東・佐々木晶厩舎)は、この後はこのまま函館に入厩して、次走については札幌記念に使う公算が高い。
「不利が痛かった。まともならいい勝負ができていたと思うだけに悔しいね」と佐藤哲騎手。
そして前走で手応えを掴んだ様子で、「大きいところを狙うためには、賞金を加算しておかないといけないね」と次走への抱負も語ってくれた。

グリーンSを制してオープン入りを果たしたリヴァプール(牝5、栗東・田島厩舎)は小倉記念を目指す。
「繰り上がりの勝利だけど、以前に比べると競馬が上手になっている。元々期待していた馬だし、今後脚元に不安が出なければ楽しみだね」と田島師。

福島テレビオープンで8着だったナイトフライヤー(牡8、栗東・田中章厩舎)は次走から障害入りするとのこと。
「試験はすでにパスしているし、ジョッキーの話では飛越も巧いみたい。平地力もあるので初障害でも動けると思う」と田中章師はハードル転向でもうひと花咲かすつもりだ。

大沼Sを快勝したフィールドルージュ(牡5、栗東・西園厩舎)は7月15日のマリーンSで2連勝を狙う。
「小回り1700がどうかと思ったが、終わって見れば強い勝ちっぷりだった。ハンデから別定戦に替わるのは好材料だし、今後のためにも勝って賞金を加算しておきたい」と西園師。
昨年は武蔵野S、JCダートでともに3着に入ったように能力は重賞レベル。
次走も期待は大きい。