【福島牝馬S】フローレスマジック、ダノングレースら関東馬4頭の最終追い&直前情報まとめ

フローレスマジック

福島牝馬Sへ向けて調整されるフローレスマジック(中)

17日、福島牝馬S(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

●前走、中山牝馬S5着のフローレスマジック(牝5、美浦・木村厩舎)は、石橋脩騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.2-38.3-12.5秒をマークした。

【木村哲也調教師のコメント】
「最終追い切りはアグレッシブに乗ってほしいと乗り手に指示をして3頭併せでやりましたが、良い動きを見せてくれました。3走前は勝ちましたけど、2走前のターコイズSもゲートの中で立ち上がったり大きく出遅れるレースが続きました。前走はその2戦よりもゲートは良かったですし、スタンド前発走で形になったことは良かったと思います。この中間もゲート練習をしてきていますし、馬の体調も良さそうなので楽しみにしています」


●前走、初音S1着のダノングレース(牝4、美浦・国枝厩舎)は、蛯名正義騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F70.5-54.3-40.0-13.3秒をマークした。

【蛯名正義騎手のコメント】
「あまり大きな馬ではありませんし輸送もあるので、最終追い切りはやり過ぎないように単走で楽に走らせました。動きも大丈夫でした。3歳の頃から素質はありましたが、空回りしている感じがありました。今もグーッと行く気になりますがそれなりに我慢できるようになってきましたし、それが成績に繋がっているかと思います。ディープインパクト産駒ですし、雨の馬場よりも良馬場でやれた方が良いと思います」


●前走、中山牝馬S9着のウインファビラス(牝6、美浦・畠山吉厩舎)は、松岡正海騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F70.5-55.4-40.5-13.3秒をマークした。

【畠山吉宏調教師のコメント】
「最終追い切りは、サッと流して輸送に備えた調整をしました。中間も順調にきていますし、小回りの福島で上手く立ち回って人気馬にどのくらい迫れるかですね」


●前走、エンプレス杯4着のミッシングリンク(牝5、美浦・斎藤誠厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F82.5-67.2-52.9-38.7-13.5秒をマークした。

【相田助手のコメント】
「元々交流重賞を使えればと思っていましたが出られず、アンタレスSも使えなかったので、久し振りに芝で使ってみようかということでここを目標にしました。福島の芝で勝っていますし、1000万クラスまでは芝でも差のない競馬をしていますからね。あの頃と比べて馬が成長して走りが変わってきていますし、今なら改めて試しても面白いかと思っています。

先週の時点で目標をここに切り替えていて、1週前追い切りもジョッキーに乗ってもらっていますし予定通りに調整できています。小回りコースの適性がありますし、上手く立ち回ってどこまでやれるかだと思います」

ダノングレース

福島牝馬Sへ向けて調整されるダノングレース

ウインファビラス

福島牝馬Sへ向けて調整されるウインファビラス