【ヴィクトリアM】オーストラリアの若武者レーン&ノームコアが衝撃のレコードV!

ノームコア

5月12日(日)、2回東京8日目11Rで第14回ヴィクトリアマイル(G1)(芝1600m)が行なわれ、D.レーン騎手騎乗の5番人気・ノームコア(牝4、美浦・萩原厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:30.5(良)。

2着にはクビ差で4番人気・プリモシーン(牝4、美浦・木村厩舎)、3着には半馬身差で11番人気・クロコスミア(牝6、栗東・西浦厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたラッキーライラック(牝4、栗東・松永幹厩舎)は4着に敗れた。

アマルフィコーストが好スタートを決めるが、押してアエロリットがハナを主張、ハイペースでレースを引っ張る。ラッキーライラック、クロコスミアはアエロリットから離れた好位を追走。ノームコアはそれをマークする格好で馬群は縦長となる。軽快に逃げるアエロリットに番手追走のミッキーチャーム、アマルフィコーストが徐々に差を詰めて直線勝負へ。
アエロリットが直線もうひと伸びして逃げ込みをはかるが、残り1ハロンでラッキーライラック、ノームコア、プリモシーン、さらにクロコスミアが襲いかかって後退。最後はノームコアとプリモシーンの追い比べとなるが、ノームコアが半馬身振り切ったところがゴール。勝ちタイムは従来を1秒上回る衝撃のレコードとなった。

勝ったノームコアは、昨年の紫苑S以来の勝利で、重賞2勝目が嬉しいG1初制覇。半妹に来週のオークスで上位人気が予想されるクロノジェネシスがいる血統。鞍上のダミアン・レーン騎手はこの春初めて短期免許で来日し、4月29日の新潟大賞典、昨日の京王杯SC、そして、このヴィクトリアMと早くも重賞3勝目。騎乗停止のルメール騎手に代わってオークスはコントラチェック、ダービーは無敗の皐月賞馬サートゥルナーリアに騎乗予定で、今後も目が離せない。
馬主は池谷誠一氏、生産者は安平町のノーザンファーム

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  • ノームコア
  • (牝4、美浦・萩原厩舎)
  • 父:ハービンジャー
  • 母:クロノロジスト
  • 母父:クロフネ
  • 通算成績:9戦4勝
  • 重賞勝利:
  • 19年ヴィクトリアM(G1)
  • 18年紫苑S(G3)

ノームコア
ノームコア

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