【ユニコーンS】逆転可能!「万全の状態で送り出せます」とデアフルーグ鈴木伸調教師

デアフルーグ

2勝クラスのショーカノンを併せ馬で圧倒したデアフルーグ

12日、ユニコーンS(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、青竜S2着のデアフルーグ(牡3、美浦・鈴木伸厩舎)は、津村明秀騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F84.0-69.0-54.4-40.3-12.9秒をマークした。

【鈴木伸尋調教師のコメント】
「1週前追い切りも良い時計で走れていましたし、最終追い切りも良い反応を見せていました。万全の状態で送り出せます。前走は内で我慢してあの位置から良く伸びていますし、あのような競馬を経験できたことは良かったと思います。前走内容を考えると、どうしても外枠でないとダメという訳ではありませんし、どこからでも競馬ができるのではないかと思います。前走は勝ち馬はスムーズな競馬ができていましたし、今回は頭数が多いので逆転できるのではないかと思っています」

アシャカトブ

オープン馬イーグルフェザーと併せるアシャカトブ(左)

前走、青竜S7着のアシャカトブ(牡3、美浦・小笠厩舎)は、大野拓弥騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.6-53.9-39.6-12.6秒をマークした。

【大野拓弥騎手のコメント】
「最終追い切りに乗って、まだ少し緩いところはありましたが、動きが良かったですし直線でも余力十分という感じで良い感触を掴めました。良い仕上がりで臨めると思います。これまでの競馬を見ても、長く脚を使えそうな感じがしますしここでも良い競馬ができると思います」

ヴァイトブリック

直線一杯に追われたヴァイトブリック

前走、兵庫チャンピオンシップ2着のヴァイトブリック(牡3、美浦・和田郎厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.5-53.5-39.1-13.3秒をマークした。

【和田正一郎調教師のコメント】
「最終追い切りもしっかり負荷をかけてやれたので良かったです。少し力むところがあったかと思いますが、行きたがるときはもっと行きたがるところがある馬ですし、コントロールはきいていたのではないかと思います。順調にきていますし、特に問題はありません。この馬の走りからしても、ダートで良いのではないかと思います。

園田もソツなくこなしましたし、京都、中山、東京でも走っているので今のところはどこでも大丈夫かと思います。以前に比べて体がしっかりしてきていますし、気持ちも安定してきて成長していると思います。この先大井で大きいところがありますが、ここからでは間隔が詰まりますし現時点ではそのことは考えず、まずはここに全力をという仕上げで臨みます」

オンザウェイ

テンション面の不安は少ないオンザウェイ

前走、3歳500万1着のオンザウェイ(牡3、美浦・大和田厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F70.7-55.4-40.5-13.5秒をマークした。

【大和田成調教師のコメント】
「最終追い切りは、この馬なりに良い内容でやれたと思います。この中間もテンションは上がらず落ち着いていますし、前走と同じくらいの状態を維持しています。前走はある程度ペースが流れてくれたことが良かったと思いますが、狭いところからよく抜け出してきてくれました。今回は重賞のメンバー相手にどこまでやれるかですね」

ザディファレンス

売り出し中の野中悠太郎騎手が調教でも騎乗したザディファレンス

前走、3歳500万1着のザディファレンス(牡3、美浦・相沢厩舎)は、野中悠太郎騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F82.8-67.2-51.9-38.5-12.6秒をマークした。

【相沢郁調教師のコメント】
「最終追い切りは予定通りの動きでした。レースでも今日の追い切りのように、津村の馬に磁石のようについていければ良いと思います。まだまだこれからの馬ですが、現状でも段々と良くなってきています。今回は体が少し増えているかもしれません。終いの脚はしっかりしていますし、前が止まる展開になれば十分やれていいと思っています」