【ラジオNIKKEI賞】ブレイキングドーンが力強い末脚で道悪攻略し重賞初制覇!

ブレイキングドーン

6月30日(日)、2回福島2日目11Rで第68回ラジオNIKKEI賞(G3)(芝1800m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の3番人気・ブレイキングドーン(牡3、栗東・中竹厩舎)が3コーナー手前から進出を開始し、4コーナーで先行勢を射程権に入れると、直線では外から力強く伸びて優勝した。勝ちタイムは1:49.8(不良)。

2着には3/4馬身差で9番人気・マイネルサーパス(牡3、美浦・高木登厩舎)、3着には1馬身1/4差で6番人気・ゴータイミング(牡3、栗東・松永幹厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたヒシイグアス(牡3、美浦・堀厩舎)は9着に敗れた。

勝ったブレイキングドーンは父ヴィクトワールピサ、JRAで3勝を挙げたアグネスサクラを母に持ち、近親にはアグネスフライト、アグネスタキオンがいる血統。

昨年6月末の阪神新馬戦で、後のホープフルS2着馬アドマイヤジャスタを倒してデビュー勝ち。放馬による萩S競走除外もありながら、京都2歳Sで2着、弥生賞で3着と着実に重賞で実績を残してきた。前走の京都新聞杯は後方から差して6着。今回はデビュー戦以来の勝利となった。

馬主は前田幸貴氏、生産者は浦河町の高昭牧場

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1着ブレイキングドーン(田辺騎手)
「乗るのは初めてでしたが、これまで何回か一緒のレースで乗っていましたし、そういうのを見ながらいろいろ考えていました。馬場の悪いところに押し込められたくなかったので、枠も良かったと思います。直線に向くまでの手応えも良かったですし、後ろから差される感じはありませんでした。

これまで強い相手に善戦していて力があるのは分かっていましたし、これで賞金加算ができて大きいところに出られるチャンスが出てきたので、また頑張ってくれると思います」

2着マイネルサーパス(柴田大騎手)
「枠を生かして上手に競馬ができました。道悪は上手ではないので抱えながらになりましたが、その分内枠で良かったです。最後は相手が一枚上でしたが、よく頑張ってくれました」

3着ゴータイミング(武豊騎手)
「折り合い重視で終いに徹する競馬をしました。最後もよく伸びていますが、小回りコースと16頭立ての分かと思います。力は見せてくれました」

4着ダディーズマインド(宮崎騎手)
「最高のレースができました。馬場が緩くて滑っているようなところはありましたが、交わされてからもよく頑張ってくれました」

5着アドマイヤスコール(横山典騎手)
「この馬にとっては、今日のような軟らかい馬場は良かったと思います。大外枠からよく頑張っていますし、これから良くなってきそうな馬です」

  • ブレイキングドーン
  • (牡3、栗東・中竹厩舎)
  • 父:ヴィクトワールピサ
  • 母:アグネスサクラ
  • 母父:ホワイトマズル
  • 通算成績:7戦2勝
  • 重賞勝利:19年ラジオNIKKEI賞(G3)

ブレイキングドーン
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