ヒザクリゲなど≪福島9~12R≫レース後のコメント

7月13日(土)、2回福島5日目9Rで雄国沼特別(芝1800m)が行なわれ、三浦皇成騎手騎乗の1番人気・グロオルロージュ(牡3、美浦・斎藤誠厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:48.4(良)。

2着には半馬身差で6番人気・ホウオウジャンプ(牡5、美浦・池上和厩舎)、3着にはクビ差で11番人気・フィデリオグリーン(牡3、美浦・根本厩舎)が続いて入線した。

1着 グロオルロージュ(三浦皇成騎手)
「まだ良い意味で芯が入っていない分、成長の余地が大きいですね。広いコースの方が向くタイプですが、福島らしい競馬にも対応して好枠からリズム良く走れていました。自分で競馬を作って最後も余裕を持って凌いでくれましたし、完勝でした」

2着 ホウオウジャンプ(津村明秀騎手)
「苦しくなると右にモタれて脚色が鈍りましたが、スローペースのなかでよく脚を使って差を詰めてくれました」

3着 フィデリオグリーン(野中悠太郎騎手)
「休み明けで馬が良くなっていました。1、2コーナーで少し行く気を見せていましたが、その後は上手く走れました。これまでは前に行く形の競馬をしていましたが、今日は最後も渋太く脚を使ってくれました」

4着 マジックリアリズム(戸崎圭太騎手)
「コーナーでも手綱を持っていたかったですけど、体がまだ緩くてついていった分の影響があったと思います。パンとしてくるのはもう少し先になるかと思います。距離ももう少しあっても良さそうです」

5着 ケルベロス(大江原哲調教師)
「前走は出遅れましたが、今日は連闘で馬がピリッとしていましたし上手く流れに乗れました。この条件も合っていたと思います」

9R 雄国沼特別の結果・払戻金はコチラ⇒

10Rで信夫山特別(芝2600m)が行なわれ、野中悠太郎騎手騎乗の1番人気・オセアグレイト(牡3、美浦・菊川厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:40.2(良)。

2着には2馬身差で6番人気・プラチナアッシュ(セ4、栗東・寺島厩舎)、3着には1馬身1/4差で4番人気・ステイブラビッシモ(牡6、美浦・久保田厩舎)が続いて入線した。

1着 オセアグレイト(野中悠太郎騎手)
「競馬が上手で、道中も良い感じで走れていました。3、4コーナーで自分からハミを取っていったので、それを邪魔せずリズム良く上がっていきました。最後は力でねじ伏せてくれましたし、能力がありますね」

2着 プラチナアッシュ(菊沢一樹騎手)
「気分良く自分のリズムで走らせました。体力があるので、あれだけ飛ばしてもしっかり走れていましたし、こういう形の競馬は合っているのではないかと思います」

3着 ステイブラビッシモ(江田照男騎手)
「思ったより行き脚がつかず後ろからになりました。最後はもうワンパンチ欲しい感じですが、それでもよく脚を使っています。初めて乗ったので比較はできませんが、復調気配が見えたのではないかと思います」

4着 タンタフエルサ(戸崎圭太騎手)
「馬が良くなっているのは確かですが、福島コースは忙しいイメージですね。追ってから体が伸びてしまいましたし、現状では広いコースが合っていると思います」

5着 プレシャスブルー(津村明秀騎手)
「良い感じで走れていましたし3コーナーではもう少しグッとくるイメージでしたが、今日は相手が強かったですね。広いコースよりも小回りコースは合っています」

10R 信夫山特別の結果・払戻金はコチラ⇒

11Rでやまびこステークス(ダ1150m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の2番人気・ヒザクリゲ(牝4、栗東・牧浦厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:07.2(稍重)。

2着には半馬身差で3番人気・アスタースウィング(牡5、栗東・中竹厩舎)、3着には1馬身半差で6番人気・メイショウアリソン(牡5、栗東・池添兼厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたバーニングペスカ(牡4、栗東・松永昌厩舎)は4着に敗れた。

1着 ヒザクリゲ(牧浦充徳調教師)
「いつもと違う形の競馬でも終いはしっかり伸びてくれました。どんな競馬でもできる自在性がありますし、今後の選択肢が増えました。小柄な牝馬ですが、使いながら体が増えてきて幅も出てきました。クラスが上がっても成長曲線を描いていますね」

2着 アスタースウィング(三浦皇成騎手)
「上手に競馬ができました。内めの枠でしたが、出したいところで外に出せましたし早め先頭の形を作れました。今まで乗せてもらったなかで、1番状態が良かったです」

3着 メイショウアリソン(木幡巧也騎手)
「1番枠からで行けるか心配していましたが、案の定行けませんでした。モマれると良くないかと思っていましたが、そんなことはありませんでしたしかえって脚が溜まって3着まできてくれました。これなら無理に主張をしないで、終いを伸ばす形に変えてもいいかもしれません」

4着 バーニングペスカ(津村明秀騎手)
「体が減っていた分もあったのかもしれませんが、福島は道中忙しい感じがしました。これなら福島では道中あまり行かない方がいいかもしれません」

5着 ハニージェイド(柴田大知騎手)
「前半は忙しくて追走に苦労しましたが、最後はしっかり脚を使ってくれました。上手く展開がハマッてくれればチャンスがあると思います。良い馬ですね」

11R やまびこステークスの結果・払戻金はコチラ⇒

12Rで3歳上500万(芝1200m)が行なわれ、大野拓弥騎手騎乗の6番人気・レストンベ(牝3、美浦・斎藤誠厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:09.1(良)。

2着にはハナ差で1番人気・スティルネス(牝3、美浦・小島茂厩舎)、3着にはハナ差で8番人気・コンピレーション(セ5、美浦・手塚厩舎)が続いて入線した。

1着 レストンベ(大野拓弥騎手)
「馬場の広いところを通れたことが大きかったですね。上手く流れに乗れたことが勝因です」

2着 スティルネス(戸崎圭太騎手)
「良い感じで運べていましたが、コーナーでもう少し我慢すれば良かったかもしれません。気が入りやすいタイプのようですが今日は落ち着いて走れていましたし、雰囲気があって走ってきそうな感じがしますね」

3着 コンピレーション(嶋田純次騎手)
「スタートをポンと出てくれました。4コーナーで内から他馬がきて外に振られてしまって、外を回る形になったことが痛かったです。馬の状態はすごく良かったです」

4着 ミヤコローズ(野中悠太郎騎手)
「ゲートの中で体勢が悪くて、出負けしてしまいました。道中は力みなく走れていましたし、終いも良い脚を使ってくれたのでスタートがもったいなかったです」

5着 バリンジャー(津村明秀騎手)
「調教で乗って気難しそうな感じがあると思っていたので、道中は自分のリズムで気分を害さないように運びました。終い勝負の形で4コーナーではいけるかと思いましたが、最後まで集中力が続かない感じでした」

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