【関屋記念】9カ月ぶりも何のその!ミッキーグローリーが夏の越後路で差し切り!

ミッキーグローリー

8月11日(日)、2回新潟6日目11Rで第54回関屋記念(G3)(芝1600m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・ミッキーグローリー(牡6、美浦・国枝厩舎)がスローペースを後方で追走すると、直線外に出され、競り合う先行勢をまとめて差し切って優勝した。勝ちタイムは1:32.1(良)。

2着には半馬身差で6番人気・ミエノサクシード(牝6、栗東・高橋亮厩舎)、3着にはアタマ差で4番人気・ソーグリッタリング(牡5、栗東・池江寿厩舎)が続いて入線した。

勝ったミッキーグローリーは、母が10年北九州記念を勝ったメリッサ、全弟は昨年のニュージーランドTを勝ったカツジという血統。

昨年の京成杯オータムハンデで初重賞制覇を果たすと、続くマイルCSでは後方から追い込んで5着。その後軽い骨折があり休養に入り、公司手は約9カ月ぶりの実戦だった。

馬主は野田みづき氏、生産者は新ひだか町の岡田スタツド

関屋記念の全着順・払戻金はコチラ⇒

1着 ミッキーグローリー(Cルメール騎手)
「ラスト150メートルだけ脚を使ってくれました。直線で前が壁になりましたし、休み明けでリズムが戻っていないところがあった分エンジンがかかるまで時間がかかりましたが、前があいてからはグンと伸びました。マイルチャンピオンシップで5着と良い競馬をしてくれていましたし、今日のメンバーなら勝つ自信がありました」

2着 ミエノサクシード(川島信二騎手)
「新潟の坂の緩い馬場は合うと思っていましたし自信を持って乗りましたが、勝ち馬の決め手に屈しました。馬はここにきて充実していますし、毎レース良い走りをしてくれています。どこかでチャンスを掴みたいです」

3着 ソーグリッタリング(浜中俊騎手)
「スタートを上手く出ましたが、良いところを取れ過ぎてしまって押し出されるようにハナに立つ形になってしまいました。2着馬がきてからまた頑張ってくれましたが、見えないところから勝ち馬に交わされてしまいました」

4着 ディメンシオン(戸崎圭太騎手)
「とても具合は良かったと思います。競馬も上手に走っていますし、一瞬オッと思う場面もありましたが、最後は脚色が一緒になりました」

5着 サラキア(丸山元気騎手)
「スタートは出ましたが、終いは意外と切れませんでした。最後は伸び負けした感じで離されてしまいました」

6着 ロードクエスト(Mデムーロ騎手)
「良い脚を使ってくれましたが、前が止まりませんでした。残念です。馬は以前より良くなっています」

9着 ロシュフォール(田辺裕信騎手)
「出遅れないように気を付けていました。ある程度のポジションで流れに乗りましたが、追ってから伸びませんでした。距離なのか前走の大敗が影響したのかは分かりませんが、流れに乗った分脚が溜まらなかったのかもしれません」

14着 ケイデンスコール(石橋脩騎手)
「返し馬のときからいつもと違って、少し変な汗をかいていました。一旦ポジションを下げて外に出す形は避けたかったですし、向正面では理想的な形になりました。道中のリズムも良かったですけど、直線で追い出すと伸びませんでした。普通ならビュンと加速しますが、今日はステッキを入れてもダメでした。敗因はハッキリとは分かりませんが、もしかすると暑さが堪えたのかもしれません」

  • ミッキーグローリー
  • (牡6、美浦・国枝厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:メリッサ
  • 母父:ホワイトマズル
  • 通算成績:13戦7勝
  • 重賞勝利:
  • 19年関屋記念(G3)
  • 18年京成杯AH(G3)

ミッキーグローリー
ミッキーグローリー

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。