【セントライト記念】3戦無敗ザダル、ニシノデイジーら関東馬5頭の1週前追い切りコメント

ザダル

全く底を見せていないザダル

■月曜中山11レース・セントライト記念(G2)1週前情報

【9/5追い切り】

ザダル(牡3、美浦・大竹厩舎)・前走=プリンシパルステークス1着
助手を背に坂路コースで追われ、4F52.5-38.2-24.9-12.1秒をマーク。

【大竹正博調教師のコメント】
「前走は天候不良で日程が1週スライドしてダービーまでの間隔が詰まってしまいましたし、2歳のときに右前脚の手術をしていたこともあったので、勝ちましたがダービーには出走させず放牧に出しました。帰厩後も順調にきていますし、右前脚の状態も問題はありません。ウッドコース改修の関係もあってここまで坂路中心でまだ仕上げ切れていない感じもありますし、レース当該週はウッドでやろうかと考えています。元々テンションの高い馬ですし、今回は休み明けでその辺りがどう出るかですね。この次の予定はまだ未定ですし、現状では少し余裕を持たせながら調整を進めています」

ニシノデイジー(牡3、美浦・高木登厩舎)・前走=日本ダービー5着
助手を背に南ポリトラックコースで追われ、5F63.8-50.1-37.1-11.7秒をマーク。

【高木登調教師のコメント】
「前半からポジションを取りにいくとどうしても力んでしまいますが、ダービーのときのように前半は折り合いに専念した方がこの馬の力が出せると思います。1週前追い切りはウッドでやろうかとも思いましたが、改装してすぐなので様子を見ようと思ってポリトラックでやりました。テンションも上がらず、良い感じで動けていました。追い切りでは何も着けませんでしたが、レースではメンコは着ける予定です。本番はまだ先ですが、ここでも格好はつけてくれると思っています」

ニシノデイジー

実績上位のニシノデイジー

オセアグレイト(牡3、美浦・菊川厩舎)・前走=信夫山特別1着
野中悠太郎騎手を背に坂路コースで追われ、4F52.2-37.4-24.7-12.4秒をマーク。

【菊川正達調教師のコメント】
「前走を勝った後に菊花賞へ向かいたいと思って、逆算するとセントライト記念まで2カ月くらいでしたし馬が緩むのも嫌だったので、前走後も放牧に出さず在厩調整で進めてきました。前半の1カ月は休ませずに普通に乗っていて、後半の1カ月で時計を出してきました。今年の夏は比較的過ごしやすかったですし、この中間で体つきも少し迫力が出てきたかなと思います。1週前追い切りは前の2頭を目標に追いかける形で、予定通りにやれました。距離はあればあるだけ良いタイプですが、中山2200にも対応できない訳ではありませんからね。菊花賞の出走権利を取れるように頑張ってもらいたいです」

オセアグレイト

じっくりと在厩調整されたオセアグレイト

サトノラディウス(牡3、美浦・国枝厩舎)・前走=青葉賞5着
助手を背に坂路コースで追われ、4F52.7-38.5-25.2-12.7秒をマーク。

【国枝栄調教師のコメント】
「前走は東京2400の大外枠からよく走ってくれたと思いますし、まだ成長段階だったことを考えれば頑張っていたと思います。レース後は放牧に出して、帰厩後も順調にきています。1週前追い切りは坂路でやりましたが、動きも悪くありませんでした。レース当該週は三浦騎手に追い切りに乗ってもらう予定ですし、久々でもそれで仕上がると思います」

サトノラディウス

成長がうかがえるサトノラディウス

アドマイヤスコール(牡3、美浦・加藤征厩舎)・前走=ラジオNIKKEI賞5着
助手を背に南ポリトラックコースで追われ、5F68.6-52.3-38.3-12.2秒をマーク。

【加藤征弘調教師のコメント】
「前走は直線でも内からよく脚を使ってくれました。だいぶ気性の若さが抜けてきて、精神的な成長が見られると思います。この中間も順調ですし、1週前追い切りも良い動きでした。いろいろな形の競馬ができますし、水仙賞のとき青葉賞勝ち馬のリオンリオンを負かしているように中山2200という条件は合っていると思います」