【東京ハイジャンプ】充実期を迎えたシングンマイケルが重賞2連勝!

シングンマイケル

10月15日(火)、4回東京3日目8Rで第21回東京ハイジャンプ(G2)(障3110m)が行なわれ、金子光希騎手騎乗の3番人気・シングンマイケル(セ5、美浦・高市厩舎)が優勝。人気のトラストを見ながらレースを進め、2頭が並ぶような形で最後の直線へ。最終障害の飛越でトラストを振り切り、外から懸命に脚を伸ばしたメイショウダッサイの追い上げを抑えてゴール。勝ちタイムは3:28.1(稍重)。

2着にはクビ差で2番人気・メイショウダッサイ(牡6、栗東・飯田祐厩舎)、3着には3馬身半差で1番人気・トラスト(牡5、栗東・長谷川厩舎)が続いて入線した。

勝ったシングンマイケルは、前走の東京ジャンプSに続いて重賞2連勝。5歳秋の充実機を迎え、暮れの大一番がハッキリと視界に入ってきた。
馬主は伊坂重憲氏、生産者は新冠町のヒカル牧場

1着 シングンマイケル(金子光希騎手)
「トラストとハルキストンを見ながら競馬をするようにと指示を受けていましたし、その通りに3、4番手から運びました。外に出すと唸るような勢いで上がっていきましたし、本当にすごい馬です。飛びのバネと飛越の曲線が長所ですし、この馬に惚れました。こういう馬にはなかなか出会うことはできません。力のある馬たちにもヒケを取らない走りができましたし、このまま順調に成長してくれることを信じています。年末も頑張ってもらいたいです」

2着 メイショウダッサイ(森一馬騎手)
「枠も良くロスなく好位からマイペースで運べましたし、飛越も上手くいって体力を温存しながら競馬ができました。向正面で1、3着馬のペースが速くなったので、それを見ながらこの馬が脚を使える位置から追走しました。最終障害を飛んだあとも、しっかり脚を使ってくれました。道中の雰囲気が良かったので届かず悔しかったですけど、馬が良くなっていますしこのまま頑張っていきたいです」

3着 トラスト(熊沢重文騎手)
「自分の競馬はできたと思います。久々だった割りには気負わずにハナへ行けました。早めに勝ち馬に来られた分もあったとは思いますが、最後は久々が影響したかと思います。この先も無事なら楽しみです」

4着 ブライトクォーツ(西谷誠騎手)
「今日はG2でペースも違いますからね。まだ飛越も遊びながらで、余裕がある感じでした。とてもスタミナがある馬なので、長距離の方が合いますね。素質が高いですよ」

5着 ハルキストン(難波剛健騎手)
「最後に伸び負けしたのは、休み明けの分かと思います。前には離されましたが、まだ馬が若いですしここを使ってグンと良くなってきそうな感じもします。このまま順調に成長してくれれば、と思います」

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  • シングンマイケル
  • (セ5、美浦・高市厩舎)
  • 父:シングンオペラ
  • 母:ジェヴォーナ
  • 母父:トウカイテイオー
  • 通算成績:21戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 19年東京ハイジャンプ(G2)
  • 19年東京ジャンプS(G3)

シングンマイケル
シングンマイケル
シングンマイケル

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