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【ジャパンC】混戦模様でも実はカンタン!? 激走馬の法則はコレだ!
2019/11/22(金)
父の母父にトニービンを持つムイトオブリガード
混戦模様のジャパンカップ(G1)。ひと筋縄では行かないと思っているファンも多いだろう。たとえ断然の1番人気になるような馬がいても、毎年のように人気薄で激走してくるパターンが存在する。トニービンの血だ。
強烈な末脚で2001年のジャパンCを制したジャングルポケットを筆頭に、直線が長い東京2400mを得意とする馬が多い。その特長は脈々と受け継がれ、近10年でもトニービンの血を持つ馬が数多く好走してきた。
▼トニービンの血を持つジャパンC好走馬(近10年)
09年2着 オウケンブルースリ(父の父) 2人気
11年2着 トーセンジョーダン(父の父) 6人気
11年3着 ジャガーメイル(父の父) 14人気
12年3着 ルーラーシップ(母の父) 2人気
13年3着 トーセンジョーダン(父の父) 11人気
14年2着 ジャスタウェイ(父の母父) 3人気
15年3着 ラブリーデイ(母の母父) 1人気
16年3着 シュヴァルグラン(父の母父) 6人気
17年1着 シュヴァルグラン(父の母父) 5人気
18年2着 キセキ(父の母父) 4人気
18年3着 スワーヴリチャード(父の母父) 2人気
1番人気はラブリーデイだけ。ジャガーメイルやトーセンジョーダン、シュヴァルグランなど6番人気以下でも馬券に絡み、数多くの穴馬券を演出してきた。昨年はトニービンの血を持っていた馬が2~5着までを占めたように、人気に関わらず高いパフォーマンスを見せてくる。
今年トニービンの血を持っていて、初めてジャパンCに参戦するのは以下の3頭。
タイセイトレイル (父の母父)
ダンビュライト (父の母父)
ムイトオブリガード (父の母父)
実績はなくとも、血統的な適性はバッチリ。今年もトニービンの血を持つ馬には警戒しておきたい。
●タイセイトレイル
【M.デムーロ騎手のコメント】
「遅れたけど、動きは良かった。状態もいいと思います。レースビデオも見ているし、この舞台も走っていますからね」
●ダンビュライト
【松若騎手のコメント】
「追い切りは『しまいをしっかり追って』という指示でやりました。全体の時計も、反応も良かったですね。体調はいいですよ。京都大賞典は逃げる形。今回も逃げを頭にいれながら先行していきたいと思います」
●ムイトオブリガード
【角田調教師のコメント】
「Cウッドで併せ馬でやりました。時計的には十分ですね。楽をさせるとやめようとしてしまうのでけさも最後までびしっとやりました。去年の秋ごろから本格化してきた。今は脚もとも問題なく、順調に使えるのもいいですね」
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