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【ホープフルS】枠順確定!「内枠有利」と決めつけるのは危険な理由
2019/12/27(金)

G1になって3度目のホープフルS(G1)。経験の少ない2歳馬にとって、ゴール前の上り坂を2度超えなくてはいけない中山2000mはハードな舞台といえる。各馬がスタミナを温存するためスローペースになる可能性が高く、ロスなく脚を溜められる内枠が有利になりやすいレースだ。
2度の結果を見ると、少々事情が異なることが分かる。
2018年(13頭) 前半1000m62.5秒
1着 ⑤サートゥルナーリア
2着 ⑧アドマイヤジャスタ
3着 ①ニシノデイジー
2017年(17頭) 前半1000m59.6秒
1着 ⑦タイムフライヤー
2着 ⑮ジャンダルム
3着 ⑬ステイフーリッシュ
昨年は13頭立てで超スローペース。内目の枠からインで脚をためていた馬が上位を独占した。多頭数で速いペースだった2017年は内を走っていた先行馬が次々と脱落し、外枠の馬が一気に台頭した。
ちなみにG2だった2016年は13頭立てで前半1000mが60.3秒。2番枠のレイデオロが勝ち、6番枠のグローブシアターが3着に入った。
これらのデータを見て、単純に内枠が有利と決めつけるのは危険だ。G2時代も含めた近5年で5番枠より内で連対したのは16年1着レイデオロ、18年1着サートゥルナーリアだけ。どちらも再度G1を勝つほどの力を持っていた。
先週日曜の中山芝コースは有馬記念の直後から雨が降り始め、最終レースのころには内の状態が悪くなった。途中まで「内の状態がいい」と口にしていたジョッキーたちも「一気に馬場が変わった」と話しているように、今週も内を通った馬に厳しい馬場になる可能性は十分にある
過去の傾向を見ても好走率が高い中枠を引いたのはワーケア。2枠2番に入ったコントレイルは、名馬の資格を持っているか注目だ。
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