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【2歳馬情報】スワーヴリチャードの半弟など注目のセレクトセール高額馬が入厩!
2020/5/11(月)
5月16日
◆1勝クラス・あずさ賞(京都芝2000m)
ソニックベガ(牝、ルーラーシップ×モンローブロンド、栗東・斉藤崇厩舎)
母は快速馬モンローブロンド。血統面からデビュー当時は短距離を使われていたが、中距離に延ばして良さが手始めた。機動力と小脚のあるタイプで、京都内回りの舞台はいかにも良さそう。鞍上は北村友騎手。
オールザワールド(牡、キズナ×エピックラブ、栗東・中竹厩舎)
POGで人気になった一頭。昨秋の新馬戦で2着した時は勝ち上がりも早いと思われたが、結局初勝利まで5戦かかってしまった。若葉Sではまさかのシンガリ負けを喫したが、自己条件に戻した前走はメンバー最速上りで2着に入っている。1勝クラスもメンバーが手薄になってきたので、2勝目も遠くはあるまい。
◆1勝クラス・わらび賞(新潟ダート1800m)
ロードセッション(牡、ジャスタウェイ×xジャズキャット、栗東・高橋義厩舎)
半兄のロードマジェスティ、ロードヴァンドールは芝の重賞戦線で活躍したが、こちらは芝のデビュー戦で大敗。すると2戦目はダートを使い3着と大きく前進。そして前走は2着に8馬身の差をつける大勝で勝ち上がった。格上げ初戦でも、十分勝負になる。
1勝クラス(東京芝1600m)
ルナシオン(牝、ディープインパクト×ピラミマ、美浦・藤沢和厩舎)
半兄にスワーヴリチャードがいる良血馬。デビュー前から大器の呼び声高く、新馬戦を快勝し、続いて臨んだクイーンCも1番人気の支持。出遅れが響いて大敗に終わったが、あれが能力ではなく巻き返しを図る。しっかり折り合えれば、新馬で見せた末脚が発揮されるだろう。鞍上はルメール騎手。
◆1勝クラス(東京ダート1400m)
ブランクチェック(牝、パイロ×チャリティークエスト、美浦・栗田厩舎)
長兄ノウレッジはオープン馬。一つ上のエンダウメント、二つ上のプロスパラスデイズも3勝クラスまで出世している。こちらも新馬戦を勝つと、格上げ初戦も中団から脚を伸ばして2着。その後は間隔を開け、前走と同じコースを狙っての出走だ。兄の活躍を思えば、1勝クラス勝ち上がりに時間をかけるわけにはいかない。
◆未勝利(新潟芝2400m)
ベスビアナイト(セン、ルーラーシップ×モルガナイト、美浦・国枝厩舎)
半兄ブラックスピネル(東京新聞杯勝ち馬)、半姉モーヴサファイア(5勝)。素質はあるものの、デビュー当初から晩成傾向と言われていた。2戦目でダートも試されたが、やはり血統的に適性は芝。前走は去勢効果もあり、変わり身を見せて2着。ローカルの相手関係なら勝ち上がりを決めたい。1週前調教は、サクセッション(G1出走)が相手でさすがに遅れたが、以前に比べ調教相手の質が上がっていることから、期待感も更に上がっていることが窺える。
◆未勝利・牝馬限定(京都芝2000m)
ヴィオリーナ(牝、ディープインパクト×レディアルバローザ、栗東・中内田厩舎)
母は中山牝馬S2勝、全姉オールフォーラヴ(オープン特別2勝)。デビューが遅れ、3月の未勝利戦が初戦。ここは6着も一叩きで良化し、前走は少差の2着に入線している。血統、キャリアからまだまだ上積みが見込める馬。初勝利は近い。
ウルスラ(牝、オルフェーヴル×ウミラージ、栗東・吉岡厩舎)
半兄ウムブルフ(4勝)。以前は中内田厩舎所属だったが、デビュー戦の後に吉岡厩舎に転厩となっている。前走は13番人気も、好位から粘って4着とようやく上向いてきた。馬体が減らなければチャンスはある。
アトリビュート(牝、ディープインパクト×ブラックエンブレム、栗東・高野厩舎)
母は秋華賞勝ち馬。半姉ウィクトーリア(フローラS勝ち馬)、半兄ブライトエンブレム(札幌2歳S勝ち馬)、アストラエンブレム(重賞2着2回)と活躍馬が並ぶ。デビューから3戦2、3、3着となかなか勝ち切れないレースが続いている。間隔を開け、馬体面で成長が見られれば、あと一押しが効いてくる。
◆未勝利(京都芝2200m)
ヴィクトリーレーン(牡、ヴィクトワールピサ×カウアイレーン、栗東・清水久厩舎)
半兄ステイフーリッシュ(京都新聞杯勝ち馬)。昨年末のデビュー(6着)。その後は軽い不安もあって間隔を開け、4か月ぶりの前走は3着と力を発揮した。一叩きされた効果も見え、1週前調教も良好。兄が重賞を勝った舞台(京都芝2200m)で初勝利を決めたい。
◆未勝利・牝馬限定(東京芝1800m)
コースタルチャート(牝、スピルバーグ×ジプシーハイウェイ、美浦・藤沢和厩舎)
半姉アマルフィコースト(阪神牝馬S2着)。デビューから9、4着と成績を上げ、前走は初勝利のチャンスに思えたが、結果は5着と不良馬場が応えた。良馬場で改めて初勝利を狙う。鞍上はデムーロ騎手。
5月17日
◆オープン・青竜S(東京ダート1600m)
シェダル(牡、ゴールドアリュール×マイティースルー、美浦・栗田厩舎)
半姉パッシングスルー(紫苑S勝ち馬)。姉は芝で重賞を勝ったが、この馬はデビューから2戦をダートで連勝。初戦は大差勝ち、2戦目は逃げて、他の先行勢を潰して勝利している。しっかり先手を取れれば3連勝も近くなる。
◆1勝クラス(東京芝2000m)
フォアシュピール(牡、ディープインパクト×ミュージカルロマンス、美浦・手塚厩舎)
デビュー前の調教で、ワーケアを煽って評判を上げた馬。新馬戦もしっかり勝利を収めている。連勝が期待された前走は、重馬場に泣き4着に敗れている。1勝クラスにいる器では無く、良馬場なら勝ち負けだ。
◆1勝クラス・牝馬限定(京都芝1600m)
ヒメノカリス(牝、ディープインパクト×ドバイマジェスティ、栗東・池江厩舎)
全兄は皐月賞、大阪杯とG1を2勝したアルアイン。新馬戦は3着も叩いて一変し、2戦目は馬なりで大楽勝。予定していたフィリーズレビューでも期待は高かったのだが、残念ながら熱発で回避となっている。回復した後は順調で、5月3日の坂路では51秒6-11秒8の超抜時計をマーク。フィリーズレビュー回避の鬱憤を晴らす競馬を見せてほしい。
◆未勝利(新潟芝1800m)
イルミナル(牝、ロードカナロア×クルミナル、美浦・奥村武厩舎)
母は桜花賞2着、オークス3着。デビューから2戦して2、2着だが、前走は好メンバー相手に勝ち馬と時計差無しと、前進している。新潟遠征で相手は楽になると思われ、初勝利の可能性は高まっている。
リンドブラッド(牡、ディープインパクト×ゴールデンドックエー、栗東・藤原英厩舎)
全兄にアルバートドック(重賞2勝)、リライアブルエース(5勝、中京記念3着)がおり、POGでもお馴染みの血統。昨年12月の新馬戦は人気を裏切り4着。久々となった前走は、勝負処の不利で位置を下げ、上りの速い競馬で差を詰められなかった。叩いた効果で反応が良くなれば、前走のようなことは無いはずだ。
◆2歳新規入厩
ディクテイター(牡、ルーラーシップ×アンブロワーズ、栗東・斉藤崇厩舎)
母は函館2歳S勝ち馬、阪神JF2着。半兄ロシュフォール(現4勝、新潟大賞典3着)、テオドール(5勝)、半姉コナブリュワーズ(4勝)。
アンラウフェン(牡、ルーラーシップ×アルメーリヒ、栗東・高橋康厩舎)
半姉アルメリアブルーム(5勝、愛知杯2着)
マッチレスギフト(牝、Frankel×Minorette、栗東・松永幹厩舎)
母は北米G1勝ち馬。母の兄エイシンアポロン(マイルCS勝ち馬)。
ヒカルアラマンサスの18(牡、キングカメハメハ×ヒカルアマランサス、栗東・矢作厩舎)
母はヴィクトリアマイル2着。半姉ギモーヴ(4勝)。セレクトセール1億5120万円(税込)
タガノイグナント(牡、ブラックタイド×タガノレヴェントン、栗東・五十嵐厩舎)
全兄タガノエスプレッソ(デイリー杯2歳S勝ち馬)、半兄タガノトネール(武蔵野S勝ち馬)、タガノディアマンテ(きさらぎ賞2着)
トレデマンド(牝、ディープインパクト×コンドコマンド、栗東・松永幹厩舎)
全兄アルジャンナ(重賞2着2回)。
ユーパーレーベン(牝、ゴールドシップ×マイネテレジア、美浦・手塚厩舎)
半兄マイネルファンロン(4勝、函館記念2着)
スワーヴエルメ(牡、ドゥラメンテ×アイムユアーズ、美浦・堀厩舎)
母は重賞4勝、半姉モーベット(現1勝)。セレクトセール1億9440万円(税込)
フィエラプラス(牡、キングカメハメハ×イタリアンレッド、美浦・手塚厩舎)
母は重賞3勝、半兄バレーノロッソ(現3勝)
ロードプレジール(牡、キングカメハメハ×キャトルフィーユ、栗東・中内田厩舎)
母はクイーンS勝ち馬、母の姉レディアルバローザ(中山牝馬S2勝)、母の妹エンジェルフェイス(フラワーC勝ち馬)
メイショウフンケイ(牡、ダイワメジャー×メイショウスズラン、栗東・池添兼厩舎)
全姉メイショウショウブ(G2で2着2回)、半兄メイショウアリソン(5勝)
スノークリスマス(牝、ブラックタイド×スリースノーグラス、美浦・斎藤誠厩舎)
全兄マイネルフロスト(毎日杯勝ち馬、ダービー3着)
イリマ(牝、キズナ×ヴェントス、栗東・高橋亮厩舎)
半姉スカーレットカラー(府中牝馬S勝ち馬)
ベルヴォーグ(牝、ジャスタウェイ×ベルスリーブ、美浦・藤原英厩舎)
半兄ベルラップ(京都2歳S勝ち馬)
アレスクラー(牡、ロードカナロア×アゲヒバリ、栗東・音無厩舎)
半兄リオンリオン(重賞2勝)、メドウラーク(七夕賞勝ち馬)。セレクトセール1億1880万円(税込)
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