【キーンランドC】『夏は牝馬』の格言が当てはまる!

昨年は実績馬ダノンスマッシュが堂々抜け出し完勝

昨年は実績馬ダノンスマッシュが堂々抜け出し完勝


昨年のキーンランドCは、1番人気ダノンスマッシュが中団追走から外めを回して直線で鋭く伸びて差し切り、禁止薬物「テオブロミン」検出騒動で函館スプリントステークスに出走できなかった無念を晴らした。今年も札幌・芝1200を舞台に行われる。サマースプリントシリーズ第5戦であり、G1スプリンターズステークスに続くステップレースのひとつ。

斤量58キロを背負いながら、1番人気に応えて函館スプリントステークスを制したダイアトニックが重賞連勝を目指して参戦予定。2019年スワンステークス勝ちをはじめ1400、1600を中心に良績を残してきたが、初の1200出走となったG1高松宮記念でも僅差の3着にきたようにスプリント適性を見せている。スプリンターズステークス出走も視野に入れていると思われるなか、どのような仕上がりで臨んでくるか注目だ。

スプリント経験が浅いものの前走の函館スプリントステークスで4着と好走した重賞勝ち馬フィアーノロマーノや、同舞台の札幌1200勝ちを収めて臨んでくるアスタールビーライトオンキューなど面白そうな顔ぶれが揃う。

近5年の馬券圏内にきた15頭のうち牝馬が9頭と、先週の北九州記念に続いて「夏は牝馬を狙え」という格言が当てはまるレース。今年も出走予定の牝馬を抜かりなく調べておく必要があるだろう。