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【みやこS】強豪集結!冬の大一番への挑戦切符を手に入れるのは…!?
2020/11/1(日)
昨年はヴェンジェンスが豪快にまくって優勝
昨年は、3コーナー過ぎ辺りから外めをまくっていった7番人気ヴェンジェンスが直線入口で先頭に立ち、ゴール前鋭く迫る10番人気キングズガードを1/2馬身抑えて自身初となる重賞勝利をあげた。今年は京都競馬場整備工事の影響で、京都・ダ1800から阪神・ダ1800へ舞台を移して行われる。勝ち馬にはG1チャンピオンズカップの優先出走権が与えられる。
東海ステークス勝ち後、骨折休養に入っていたエアアルマスが約9ヶ月半振りに戦線復帰する。長期休養明けだけに仕上がりが気になるのはもちろんだが、レースで砂を被ってモロい面を見せたタイプのため、肉体だけでなく精神の状態も把握しておきたいところ。
かしわ記念制覇後も帝王賞、南部杯と交流G1に参戦してきたワイドファラオが久し振りにJRA重賞に姿を見せる。昨年のこのレースではスムーズさを欠く場面がありながらも、掲示板を確保。1800もこなせそうだが、最終追い切りの気配から改めて判断しても良いかもしれない。
今年重賞に3回出走して1着1回2着2回とパーフェクト連対を果たしているウェスタールンドも出走を予定。8歳になっても全く衰えを見せていない。昨年はアンタレスステークス4着からここへ参戦して3着に食い込んだ。今年はアンタレスステークス後にエルムステークスを使ってここへ臨む。ローテーションの変化が何か違いを生むか、注目したい。
他にもマーチステークス勝ちを収めている実力馬スワーヴアラミスなども軽視はできない。
近5回(2018年はJBCクラシック京都開催のため休止)を振り返ると、昨年10番人気のキングズガードが2着にきたり、9番人気馬、7番人気馬もよく馬券圏内にきたりと中波乱の傾向にあるが、能力のある馬が人気の盲点になっていたという印象が強い。実力が拮抗したメンバー構成になりやすい条件という可能性もあるため、改めて過去実績から各馬の能力比較をしておいても良いだろう。
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