トピックスTopics
【2歳馬情報】ジャパンカップデーに良血馬集結!
2020/11/23(月)
秋の東京開催もついに最終週。超豪華メンバーのジャパンCが行われる。注目は当日の新馬。良血馬が集うハイレベルな一戦になりそうだ。
今週デビューする注目馬たちを、今週も厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が良血馬、素質馬たちを紹介していく。
♦11月28日
●東京芝1600m
ジャングルキング(牡、ドゥラメンテ×シーズオールエルティッシュ、美浦・木村厩舎)
アドマイヤオウジャ(4勝)、エルノルテ(3勝)、エルビッシュ(3勝)、アントリューズ(現3勝)など兄姉は勝ち上がり率が高く、堅実な血統。「ドゥラメンテ産駒らしく気性的な荒々しさは窺えるが、ゴーサインを出してらの加速が良く、古馬相手にも互角に動いている」と記者からの情報。アドマイヤオウジャはデビューから2連勝、アントリューズは2戦目から2連勝と早くから活躍している馬もおり、この馬も初戦から注目だ。鞍上はルメール騎手。
●阪神芝1800m
ヴィクティファルス(牡、ハーツクライ×ヴィルジニア、栗東・池添学厩舎)
おじは幻のG1馬と言われるシルバーステート(5戦4勝)、新馬戦で後のダービー馬ワグネリアンと一騎打ちしたヘンリーバローズ(2戦1勝)、現在2連勝のシルヴェリオ。調教はCWで終い重点に好時計が出ており、デビュー勝ちへ向け前進している。鞍上は福永騎手。
グレイテストギフト(牡、No Nay Never×Intizara、栗東・松永幹厩舎)
近親にフランスG1勝ち馬がいる。CWで長めの調教を何本もやっており、1週前には好時計をマーク。好仕上がりでデビュー戦に臨むことができそうだ。
●阪神芝1600m(牝馬限定)
エルソール(牝、ディープインパクト×パープル、栗東・池江厩舎)
祖母ネックレス(アイルランドG1勝ち馬)。重厚な母系の影響か、切れるというよりは持続した脚を繰り出すタイプの印象で、中距離までこなせそう。併せ馬では遅れこそ多いものの、3週に渡ってCWで水準レベルの時計は出ており、攻める毎に良化を見せている。鞍上は川田騎手。
パラッツォレジーナ(牝、ディープインパクト×パレスルーマー、栗東・斉藤崇厩舎)
半兄パレスマリス(ベルモントSなど北米G1を2勝)、アイアンバローズ(現2勝)。併せ馬では、古馬オープンのヒンドゥタイムズ、京都2歳S有力馬ラーゴムが相手だったので遅れてしまったが、終いに速い時計をマーク。併せ馬の相手から高い期待感も伝わってくる。鞍上は福永騎手。
ラニカイブルー(牝、タートルボウル×キナウ、栗東・角田厩舎)
近親ヒカルカザブエ(阪神大賞典2着)。ポリトラックで5F65秒台も、終いがかかってしまった。レースまで、もう少し変わり身を見せたい。鞍上は富田騎手。
♦11月29日
●東京芝1800m
ガンダルフ(牡、キングカメハメハ×アメリ、美浦・国枝厩舎)
母は3勝、半兄プライムフェイズ(現2勝)、おじロイカバード(重賞3着2回)、シルヴァンシャー(京都大賞典3着)。調教は坂路51秒9-12秒6。新馬のグランワルツに遅れたが時計は速く、併せた相手が悪かった。陣営の評価も上がっているようで、初戦から期待。鞍上は川田騎手。
ギャラクシーエッジ(牡、エピファネイア×ランズエッジ、美浦・萩原厩舎)
半兄ヴァルコス(青葉賞2着)、おじディープインパクト(G1を7勝)。「雄大で見栄えのする馬体。まだ体質的にパンとしてない印象はあるが、いいフットワークをしており、パンとすれば走ってきそうな雰囲気」と記者からの情報。優秀な母系にエピファネイアの配合となれば注目である。鞍上はルメール騎手。
ウインチェレステ(牡、ドゥラメンテ×コスモチェーロ、美浦・畠山厩舎)
半姉ウインマリリン(フローラS勝ち馬、オークス2着)、半兄ウインマーレライ(ラジオNIKKEI賞勝ち馬)。調教はウッドで5F67秒台。G1馬のウインブライトと併せてさすがに遅れたが、新馬のペガサステソーロには先着している。鞍上は横山武騎手。
フィルモグラフィー(牝、スクリーンヒーロー×サラーシス、美浦・伊藤大厩舎)
母は北米G2を2勝。ここまで派手な時計は出していないが、全て抑え気味のもの。なお12月6日の中山芝2000mにまわる可能性もある。
●阪神芝1400m
サクロモンテ(牡、ロードカナロア×バイラオーラ、栗東・池江厩舎)
母は4勝、近親コンラッド(ラジオたんぱ賞勝ち馬)。11月4日の時点でもCW5F67秒台をマークしており、順調に仕上がりは進んでいる。
●阪神ダート1800m
アイリスクォーツ(牝、アジアエクスプレス×スペクトロライト、栗東・高野厩舎)
半兄ライトウォーリア(現3勝)、おばビッシュ(紫苑S勝ち馬)、おじホウオウサーベル(現3勝)。調教は1週前こそイマイチだったが、2週前の坂路54秒8-12秒3は合格点だ。鞍上は吉田隼人騎手。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/11/21(木) ジャパンカップデーは6鞍に騎乗します【柴田大知コラム】
- 2024/11/21(木) 【兵庫ジュニアグランプリ】進路取り光った!坂井瑠星&ハッピーマンが差し切りV
- 2024/11/21(木) 【ジャパンカップ】重賞最強データ!複勝率7割を超える「ベタ買い推奨」の堅軸候補
- 2024/11/20(水) 【浦和記念】アウトレンジが圧勝し父に重賞タイトルをプレゼント!
- 2024/11/20(水) 【ジャパンカップ】ここがドゥレッツァの最適条件!?「一番合うかも」と師が語る
- 2024/11/20(水) 【京阪杯】臨戦過程が違うウインカーネリアンが1200mに挑む
- 2024/11/17(日) 【マイルCS】魂の一撃!ソウルラッシュが悲願のG1初制覇!
- 2024/11/18(月) 【2歳馬情報】ジャパンCデーの東京&京都に桜花賞馬の娘が登場!