【香港国際競走】ノームコアが香港カップを快勝!日本の芦毛馬がワンツー!

香港カップを外から差し切り快勝したノームコア

香港カップを外から差し切り快勝したノームコア


13日に香港・シャティン競馬場で行われた香港国際競走。日本からは合計6頭が参戦した。

香港カップ(G1)は道中中団後方でレースを進めたノームコアが、直線外から鋭く伸びて前をまとめて交わして差し切り優勝した。

2着はウインブライト。日本の芦毛がワンツーという歴史的結果となった。

3着は内からしぶとく伸びたマジカル。日本から参戦したダノンプレミアムは最後に交わされ4着。

ノームコアは昨年のヴィクトリアマイル以来のG1制覇。前走のエリザベス女王杯は16着に終わったものの、見事一変してみせた。


香港

香港スプリント(G1)は道中中団外目を追走したダノンスマッシュが、直線、馬場の真ん中から鋭く伸びて快勝した。

2着は地元香港の9歳セン馬ジョリーバナー、3着には地元香港のラタンが入った。昨年のスプリンターズSを勝ったタワーオブロンドンは13着に敗れている。

ダノンスマッシュは今年、オーシャンS、京王杯SC、セントウルSに続いてこれで重賞4勝目。G1はこれまで5、7、4、3、8、10、8、2着と、8度挑戦してまだ手が届いておらず、今回9度目の挑戦にしてついにG1馬の称号を手に入れた。

父ロードカナロアも現役時代香港スプリントを連覇しており、これで香港スプリント親仔制覇を達成した。


香港

続いて行われた香港マイル(G1)は、道中後方から3番手を追走したゴールデンシックスティが、直線に入るとエンジン全開。抜群の切れ味を見せて前をまとめて差し切り優勝した。

2着はサザンレジェンド、3着に日本から参戦したアドマイヤマーズが入った。

ゴールデンシックスティは父メダグリアドーロの5歳セン馬。これで通算成績15戦14勝。

春は香港3冠を達成し、この秋も連勝は止まらず、11連勝目をこの大舞台で決めてみせた。