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【東京大賞典】オメガパフューム3連覇か!? 地方競馬マスターの最終結論&穴馬を発表!
2020/12/28(月)
昨年の東京大賞典はオメガパフュームが差し切り連覇達成
12月29日(火)、大井競馬場で東京大賞典(G1、ダ2000m)が行われます!
2020年最後のG1レース。JRAからは3連覇を狙うオメガパフューム、ウェスタールンド、ダノンファラオなど多彩なメンバーが出走予定。
何が何でも当てて1年を締めくくりたい砂の大一番。地方競馬マスターの佐藤ワタルさんが出走馬を徹底分析して、的中にぐっと近づく攻略法をお伝えします!
【主なJRA所属馬】
◆ウェスタールンド
故障などを挟んでいるため、8歳ながら馬はまだ若い。今年も4戦して全て3着以内。左回り、右回り問わず、全て上がりメンバー最速の脚を使っている。2走前のエルムSはテンに行けず2着。前走はアクシデントで予定をスライドして臨んだ浦和記念で、小回りの影響もありあと一歩の3着。広い大井コースに変わるのはプラスだろう。
◆オメガパフューム
大井2000mをめっぽう得意とし、3連覇の偉業を狙う。長く脚を使えることから、ロングスパート勝負に強い。昨年秋はJBCクラシック2着、チャンピオンズC6着だったものの、東京大賞典では力強く差し切った。今回は近走で先着を許していたクリソベリルだけでなく、互角に渡り歩いてきたチュウワウィザードもいない。偉業へ視界は良好か。
◆ダノンファラオ
今年のジャパンダートダービーの勝ち馬。淀みない流れを2番手で追走すると、直線で前を行くダイメイコリーダを競り落として粘り込んだ。すでに大井実績を持っている点はプラスで、重たい砂も苦にしない。3走前の日本テレビ盃は太かった分もあって粘りも甘かったものの、使いながら状態は上がってきている。
◆デルマルーヴル
当舞台では昨夏のジャパンダートダービーでクリソベリルの2着。勝ち味に遅いが相手なりに走れる馬で、今年もマーキュリーC、日本テレビ盃で共に2着。コースを問わない器用さは魅力だ。前走浦和記念こそ反応が鈍く6着に敗れてしまったが、左回りより右回りのほうが走る。
◆ヒストリーメイカー
まだ重賞勝ちはないが、みやこSで2着の実績を残している。タフなダートのパワー勝負は大歓迎というタイプ。前走の浦和記念は5着も、元々右回りのほうがいい馬。中央転入後、冬場のダートで右回りを走った時は崩れていない。今の大井の重たい馬場ならチャンスもありそうだ。
【主な地方所属馬】
◆カジノフォンテン
3歳春までは気性面の難しさを露呈していたものの、3歳秋に本格化。圧倒的な力を見せて条件戦を勝ち上がった。以前は揉まれ弱さもあって、今年も川崎マイラーズやマイルグランプリといった重賞で4着以下に沈んでいるものの、この秋は更にパワーアップ。以前より競馬のバリエーションが増えている。
◆ノンコノユメ
中央所属時代はフェブラリーSを豪脚で差し切るなどマイルを中心に活躍。昨年の帝王賞でも3着に入り、力のあるところを見せ付けている。近走は勝ち星まであと一歩のレースが続いているものの、敗因はしっかりしている。8歳でもノーマークは危険か。
◆ミューチャリー
今年の川崎記念やJBCクラシックで4着まで来ているように、実力は南関東トップクラス。以前は気難しい面を見せていたものの、歳を重ねて競馬の内容が良くなってきている。左回りの川崎記念でも4着はあるが、より走るのは右回り。勝島王冠など主要ステップを回避したことで、テンションも上がらずレースに臨めるだろう。
◆モジアナフレイバー
大井生え抜きのエース。その力は中央勢と互角のレベルに達している。今年はドバイ中止の影響でドバイまでカラ輸送となってしまった不運があり、帝王賞は仕上がり途上で完敗。この秋は良化途上だった復帰戦の千葉ダートマイルを馬なりのまま圧勝も、更なる距離延長で折り合いが鍵になる。
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