≪栗東・有力馬次走報≫

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宝塚記念で4着に健闘、一時のスランプから脱出して復調の兆しが窺えたアドマイヤフジ(牡5、栗東・橋田厩舎)は今月3日に函館に出発した。
この後は予定通り函館記念を目標に調整されるとのこと。
「ようやくいい頃の状態に戻ってきたということでしょう。もともと能力は高い馬ですし、軌道に乗って欲しいものですね」と橋田師は期待馬の復活に笑顔だった。

桜花賞7着後は放牧に出て休養していたアストンマーチャン(牝3、栗東・石坂厩舎)。
すでに栗東に帰厩しており今回は岩田康騎手と新コンビを組むことも決定した。復帰戦は予定通り北九州記念に向かう。
「短距離なら古馬が相手でも見劣らないと思っている。結果次第ではこの後スプリンターズSを考えている」と石坂師。

帝王賞で3着に敗れたサンライズバッカス(牡5、栗東・音無厩舎)は、鋭気を養う意味で秋に向けて現在充電中。
「スタートで躓いたのが痛かった。まともなら勝ち負けになっていたんじゃないかな」と音無師は今でも悔しがっていた。
今後は南部杯からJBCクラシックそしてJCダートを目指すという。
なお同厩舎で皐月賞馬ヴィクトリー(牡3、栗東・音無厩舎)は神戸新聞杯から菊花賞へ。
オレハマッテルゼ(牡7、栗東・音無厩舎)はセントウルSからスプリンターズSヘそれぞれ向かう。

函館スプリントSで5着だったタマモホットプレイ(牡6、栗東・南井厩舎)は短期放牧を挟んでキーランドCに向かうことになった。
「ちょっと前が窮屈になったのもあるのかな…。それでも休み明けのわりには良く走ったと思うし、次に向けてしっかり調整していきたい」と南井師。

またラジオNIKKEI賞で4着に敗れたバブルウイズアラン(牡3、栗東・南井厩舎)は小倉3周目の高千穂特別に出走が決定。
「前走は脚を余したね。まともなら2着はあったと思うし残念。でも力のあるころは見せてくれたので改めて期待したい」と同師。
鞍上も武豊騎手にバトンタッチされる。