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【大阪杯】展開向くぞ!『絶好ポジション』から突き抜ける馬は!?
2021/4/4(日)

無敗で大阪杯制覇を目指すレイパパレ
テレビ東京の競馬中継で解説を24年務め、数万レースを見てきた元JRA騎手・吉沢宗一さん。プロの視点でメンバー構成などから展開を描き、"未来予想図"をつくります!
今週は大阪杯(G1、阪神芝2000m)。展開面での攻略ポイントはこの2つです。
<1>スローペースでの駆け引き
<2>中距離戦での瞬発力勝負
明確な逃げ馬はいないので、安定した先行力で5連勝中の⑧レイパパレがハナに行くことになりそうです。これに続くのが⑥ワグネリアン、⑬アドマイヤビルゴ、④ブラヴァス辺り。こうなるとペースはスローの流れ、隊列は団子状態と想定していいでしょう。
<1コーナー入口>
⑧↑
⑥↑
⑬④↑
⑫⑨↑
↑
⑪⑦②↑
⑤③↑
①↑
⑩ ↑
阪神芝2000mは内回りコースなので、後方一気の競馬では厳しいです。⑫グランアレグリアは初めての距離で力を出し切るためにも先行すると見ています。2000mでは1200~1600mの時と同じような切れ味は出せませんから。まずは流れに乗ることが重要です。
⑦コントレイルは先行勢を見ながらのレース運び。スローペースとはいえ前を楽にさせるわけにはいかないので、しっかり距離感を測りながら追走していきます。
②サリオスも近い位置でのレースになるでしょう。隊列が団子状態で内枠なので馬群を捌けるか心配されそうですが、いい前向きさと競り負けないパワーがあるので上手に捌けると見ています。序盤からいつでも外に出すことを考えて運ぶでしょう。
どの馬も自在性があるので、「スローペースで少し後ろだな」と思ったらスッと位置を上げることも可能です。
<直線入口>
⑧↑
⑫⑬⑥↑
⑦ ④↑
② ⑨↑
↑
⑤③ ↑
⑩①↑
⑪ ↑
逃げ馬にとって重要なのは、ペースよりも2番手との差。突かれるようだと圧を感じて苦しくなりますが、1馬身ほどの差があればリラックスして息が入りやすいです。⑧レイパパレはどこまで楽をできるかが結果を左右します。
対する2番手以下、有力馬の⑫グランアレグリア、⑦コントレイル、②サリオスは⑧レイパパレの3馬身以内くらいの距離感で直線に入りたいところでしょう。良馬場ならもう少し離れていても届くでしょうが、雨で重くなれば切れ味が削がれるため近い位置にいるべきです。
最後はどこまで余力を残して直線に入れるか、瞬発力を発揮できるか、という勝負になります。現役トップクラスの実力馬による激しい攻防は見ものです。
⑫グランアレグリアが3階級制覇!?
⑦コントレイルが3冠馬の力を見せる!?
G1馬に待ったをかける伏兵はいる!?
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