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【CBC賞】異例の小倉開催でも使える「馬券になる法則」をクリアした2頭
2021/7/2(金)

斤量57kgでも警戒したいタイセイビジョン
今年のCBC賞(G3、芝1200m)は、小倉競馬場で行われます。
昨年に続く変則開催に戸惑うファンの方も多いと思いますが、このレースには競馬場を問わず、カンタンに激走候補を見つける方法があります。
それが「ハンデ」です!
注目してみてほしいのは、各馬の斤量そのものではありません。重要なのは『前走からの斤量の変化』です。
▼前走からの斤量別成績(過去5年)
斤量増[1-1-3- 7]複勝率41.7%
増減無[2-2-2-22]複勝率21.4%
斤量減[2-2-0-34]複勝率10.5%
ハンデ戦は出走馬の実績に合わせて負担斤量を調整します。実績のある馬は重く、実績の少ない馬は軽くすることにより、ゴール前で各馬が横一線となるようにすることが狙いです。
こうして多くのハンデ戦では、同じ斤量では敵わないであろう実力馬に、斤量の軽い馬が先着することが珍しくありません。
先日のマーメイドS(ハンデ50キロのシャムロックヒルが勝利)が良い例ですね。
しかし、CBC賞においては『前走から斤量が増えた馬』の方が好成績をマークしています!
▼『前走から斤量が増えた馬』の好走(過去5年)
16年3着ベルカント (2人気)
前走55キロ→55.5キロ
17年1着 シャイニングレイ (2人気)
前走55キロ→56キロ
19年2着 アレスバローズ (7人気)
前走57キロ→57.5キロ
19年3着 セイウンコウセイ (2人気)
前走57キロ→58キロ
20年3着 レッドアンシェル (3人気)
前走56キロ→57キロ
よくあるハンデ戦のイメージとは異なり、前走より重い斤量がを背負った「実績馬」がよく来ているんです。阪神芝1200mで行われた昨年も、レッドアンシェル(前走56キロ→57キロ)が3着に入りました。
小倉芝1200mで行われる今年、出走予定の馬の中で『前走から斤量が増えた馬』はアウィルアウェイ(前走55キロ→今回55.5キロ)、タイセイビジョン(前走56キロ→今回57キロ)の2頭のみ。
例年以上に格下の軽ハンデ馬が多く出走してきており、どちらも馬券候補として狙う価値大です!(データ分析班・西谷)
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