【福島記念】小回り福島は脚質がポイント!?

福島記念連覇を狙うバイオスパーク

福島記念連覇を狙うバイオスパーク


小回りコースらしく前に行く馬が結果を残しているが、逃げ馬で馬券圏内にきたのは過去10年で2016年の勝ち馬マルターズアポジーと2014年3着馬メイショウナルトの2頭のみ。圧倒的に先行馬が優勢である。

昨年の優勝馬バイオスパークと2着馬ヴァンケドミンゴが今年も出走を予定。どちらも福島巧者で、コース実績は申し分なし。バイオスパークは前走の札幌記念で、手綱の一部が口の中で絡まり制御不能になるという珍しい現象が原因で競走中止となった。そのアクシデントは尾を引くものではないと思われるが、改めてこの中間の動きをチェックしておきたい。

ヴァンケドミンゴは東京遠征で好走後、レース間隔が詰まっている点がどうか。こちらも追い切りの動きに注目したいところ。

現在4連勝中のアラタも面白い存在だ。4月に1勝クラスを勝ち上がってから、勢いが衰えることなくオープン勝ちまでおさめた。洋芝や多少渋って時計のかかる馬場で結果を残してきているだけに、時計勝負のような馬場になったときどこまでやれるかがカギになりそうだ。