【チャンピオンズC】今年は1頭のみ!4年続けて好走中の激アツ条件を満たした隠れ穴馬

2年連続3着とこのレースと相性のいいインティ

2年連続3着とこのレースと相性のいいインティ


白毛の桜花賞馬ソダシを筆頭に、多様な路線から好メンバーが揃った今年のチャンピオンズカップ(G1、中京ダ1800m)

あるポイントをチェックするだけで、好走馬が絞ることができるのをご存知ですか?

聞いて驚かないでください。チャンピオンズCは『前走で南部杯(Jpn1、盛岡ダ1600m)を走っていた馬』が激アツ。現在2017年から4年続けて好走しており、昨年は2着ゴールドドリーム(3人気)、3着インティ(10人気)と2頭が馬券に絡みました!

▼南部杯組が強いチャンピオンズC(過去4年)
17年1着 ゴールドドリーム(8人気)
→前走南部杯5着

18年1着 ルヴァンスレーヴ(1人気)
→前走南部杯1着

19年2着 ゴールドドリーム(1人気)
→前走南部杯3着

20年2着 ゴールドドリーム(3人気)
→前走南部杯6着

20年3着 インティ(3人気)
→前走南部杯9着

南部杯が行われる盛岡ダ1600mは、中京競馬場と同じく左回りコースで行われます。地方競馬場には珍しく道中で4.4mの高低差があるのが特徴で、直線で坂が待ち受ける中京ダ1800mと好走するのに求められる適性が似ているのでしょう。

南部杯は地方G1(Jpn1)のため出走馬のレベルも高く、性別や年齢に応じて負担重量が決められている定量戦。そのため実績馬は他馬より重い斤量を背負わされるのを嫌い、中央の前哨戦ではなく南部杯をステップレースに選ぶ馬が多いようです。

また、前走南部杯組だった前述の5頭は全て『ダ1600mのG1馬』という共通点がありました。チャンピオンズCでこの激走条件を満たした馬に限定すると[2-2-1-3]勝率25%、連対率50%、複勝率62.5%まで上昇します!

今年、上記で紹介した激走条件に完全合致しているのは、昨年10番人気で3着に激走したインティ(2019年G1フェブラリーS1着)のみ。今年も人気薄が予想されるだけに、押さえておいて損はありませんよ!(コース適性分析班・大宮)