【アメリカJCC】完全復活目指す実力馬VS明け4歳の実力馬!

道悪だった昨年はアリストテレスが力強く伸びて優勝

道悪だった昨年はアリストテレスが力強く伸びて優勝


今週は中山競馬場にてアメリカジョッキークラブカップが行われます。古馬芝2200m重賞で春のG1戦線を見据えた強豪馬が集まるレースです。

今年も実力馬が出走を予定していますが、その中から注目馬をピックアップし重賞展望していきます!

実績ではオーソクレース。昨年はホープフルS2着以来、約9ヵ月振りとなったセントライト記念で3着に好走。つづくクラシック最終戦の菊花賞では2着、右後肢骨折による長期休養を挟んだためキャリアは5戦と浅く、まだ底を見せてない印象です。母は芝2200mG1を2勝しているマリアライト。血統的にもベスト距離で初重賞制覇を狙います。

上昇度ではキングオブコージ。20年には1勝クラスの勝利を皮切りに4連勝でG2目黒記念を制覇。一躍、中長距離戦線の主役に名乗りをあげるかと思った矢先に、右後脚の骨折で長期休養を強いられました。復帰後の2戦では9→5着と着順、実績ともに上昇気配を見せており、復帰3戦目で完全復活となるか期待が高まります。

総合力ではポタジェ。前走天皇賞秋では強豪馬が集まる中6着。それまでのデビューからの11戦は全て馬券内とクラスを上げても堅実なレースぶりを見せています。半姉のルージュバックは同条件のG2オールカマーを制しており、血統的にも楽しみな舞台で重賞初制覇となるか注目したいところです。

他にも芝2200m重賞2勝のダンビュライトや20年中日新聞杯覇者のボッケリーニ、20年七夕賞覇者クレッシェンドラヴなどが出走を予定しています。