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【東京新聞杯】高い馬券率にはワケがある!レース体系から見える候補馬(PR)
2022/2/4(金)
久々の牡馬相手でも過去の傾向から軽視は禁物のファインルージュ
写真提供:競馬ラボ
今週の東京新聞杯(G3、東京芝1600m)は、1番人気が過去10年で僅か1勝のみ。現在2年連続で2ケタ万馬券が飛び出しているように波乱傾向です。
ここでは、馬券のカギになるポイントを紹介します。この記事を読んで、ぜひ予想に活かしてください。
牡馬相手に使ってきた『牝馬』が活躍
近年のG1戦線ではアーモンドアイ、グランアレグリア、クロノジェネシスなど牡馬顔負けの走りを見せる強豪牝馬の活躍が目立っていますが、この東京新聞杯も例外ではありません。東京新聞杯の性別成績(過去10年)
牡セ[6-8-9-110]勝率4.5% 連対率10.5% 複勝率17.3%
牝馬[4-2-1-9]
勝率25.0% 連対率37.5% 複勝率43.8%
主な牝馬の好走例
21年3着 シャドウディーヴァ(3人気)
20年
1着 プリモシーン(4人気)
2着 シャドウディーヴァ(6人気)
19年
2着 レッドオルガ(6人気)
18年
1着 リスグラシュー(3人気)
16年
1着 スマートレイアー(5人気)
14年
1着ホエールキャプチャ(8人気)
参考までに2015年と2017年には牝馬の出走がなかったため、出走機会6回連続で馬券に絡んでいるのは注目でしょう。
この背景には、東京新聞杯と同じく東京芝1600mの舞台で行われる、ヴィクトリアマイルを見据えた牝馬路線の番組変更が大きく関係しています。
・京都牝馬S
2015年までは1月末に芝1600mで施行。2016年以降は2月中旬で芝1400mへ変更
・阪神牝馬S
2015年までは芝1400mで施行。2016年以降は芝1600mに変更。時期は4月上旬
前哨戦にあたる2つの重賞の距離が入れ替わったことで、「G1までにもう1戦マイル重賞を使える」という参戦理由も生まれました。また1400mと1600mでは好走するのに求められる適性が異なるのも、東京新聞杯で牝馬が強い要因の1つでしょう。
また、牡馬相手の重賞に出走させてくることは、陣営も通用する自信がある裏付けがあると言えます。事実、2020年1着プリモシーンは56キロ、14年1着ホエールキャプチャは57キロと、牡馬に換算すると58~59キロの重い負担重量を背負っての勝利でした。
今年はファインルージュやマルターズディオサといった、重賞で好走実績がある強豪牝馬が参戦。またエイシンチラーのように3勝クラスを勝ち上がったばかりの格下馬ながら、あえて牡馬相手に使ってきた勢いのある牝馬も軽視は禁物です。
馬券攻略の切り札がコレ
東京新聞杯を攻略する上で、今回紹介した「牝馬の活躍ぶり」はあくまでも1つの要素に過ぎません。実際は、正確な能力比較、直前の状態の見極め、東京芝コースの傾向、枠順による隊列、ペース、陣営の作戦といった細かな要素が含まれています。
この記事をご覧の皆さんが1つ1つ、時間をかけて分析するのは難しいでしょう。
そこで役に立つのが、競走馬を長年にわたって間近で見てきた元調教師が出走させる側の視点をもとに選出した【 馬券候補5頭 】です。
先週のシルクロードS(G3)では5頭中3頭が馬券になっています。
③メイケイエール(2人気1着)
⑨カレンモエ
⑩ナランフレグ(3人気3着)
⑮ビアンフェ
⑯シャインガーネット(7人気2着)
(馬番順)
馬連4190円、3連複8280円、3連単4万3080円決着
7番人気で2着に好走したシャインガーネットは、強力なメンバーが揃っていたセントウルSで僅差の6着と好走。左回りで折り合いを気にせず走れる条件が合っていましたね。人気はなかったですが、この馬を候補馬に挙げられたかが、馬券のカギでした。田辺騎手もレース後コメントで「1200mは合うと思っていた」と振り返っている通り、好走条件は整っていたと言って良いでしょう。
さらに根岸S(G3)でも、5頭中3頭が馬券に。
⑤オメガレインボー
⑦ヘリオス(4人気2着)
⑧タガノビューティー(2人気3着)
⑨ソリストサンダー
⑪テイエムサウスダン(6人気1着)
(馬番順)
馬連3680円、3連複5990円、3連単3万4910円決着
6番人気の評価を覆して勝利したテイエムサウスダンですが、岩田騎手が勝利騎手インタビューで話していたように、追い切り以外でも付きっ切りと相当気に入っていたようです。飯田雄厩舎も久々の中央重賞勝利に力が入っていたはずで、一目置いていましたが、見事な差し切りでした。
元調教師ならではの、競馬ファンとは一線を画すレベルにある視点は、きっと皆さんの役に立つはずです。
東京新聞杯では、レース当日に公開される【 馬券候補5頭 】を活用して馬券的中を狙ってみましょう!
記事・PR提供 シンクタンク
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