【3月9日】アメリカダートG1を制したマルシュロレーヌが引退、繁殖入り…主なニュースまとめ

現役引退となったマルシュロレーヌ

現役引退となったマルシュロレーヌ


●マルシュロレーヌが引退、繫殖入り
21年のブリーダーズカップディスタフ(G1)の勝ち馬・マルシュロレーヌ(牝6、栗東・矢作厩舎)が3/9(水)付けで競走馬登録を抹消、現役を引退することになりました。

マルシュロレーヌは20年のレディスプレリュード(Jpn2、大井ダ1800m)でダートグレード競走初勝利を挙げると、21年にはTCK女王盃(Jpn3)、エンプレス杯(Jpn2)と重賞を連勝。

8月のブリーダーズゴールドカップ(Jpn3)で重賞4勝目をマークして挑んだブリーダーズカップディスタフ(G1、米デルマー・ダ9ハロン)では、並み居る強豪を破って優勝。

アメリカ牝馬ダート路線最高峰のレースを制したと同時に、日本調教馬として史上初となる、国外ダート国際G1初制覇を飾りました。

2/26(土)のサウジカップは中団からジリジリと伸びて6着。同馬を所有するキャロットクラブの規定により、6歳3月で引退となりました。今後は北海道苫小牧市のノーザンファーム空港で繁殖入りする予定となっています。

●3歳有力馬次走報
・チューリップ賞を制したナミュール(牝3、栗東・高野厩舎)は4/10(日)桜花賞(G1、阪神芝1600m)へ出走予定。

同レースからは2着ピンハイ(牝3、栗東・田中克厩舎)、3着サークルオブライフ(牝3、美浦・国枝厩舎)、4着サウンドビバーチェ(牝3、栗東・高柳大厩舎)も桜花賞に参戦予定。

・弥生賞ディープインパクト記念を制したアスクビクターモア(牡3、美浦・田村厩舎)は放牧を一旦挟んで、4/17(日)皐月賞(G1、中山芝2000m)に向かう予定。 同レース2着のドウデュース(牡3、栗東・友道厩舎)も皐月賞に出走予定。

5着のインダストリア(牡3、美浦・宮田厩舎)は5/8(日)のNHKマイルカップ(G1、東京芝1600m)を目標に調整。

●永野猛蔵騎手、今週の中山競馬で復帰
2/12(土)の東京6Rでゴール入線後に落馬、右鎖骨を骨折して戦列を離れていた永野猛蔵騎手(美浦・伊藤圭厩舎)が3/12(土)の中山競馬で復帰予定となっています。