【桜花賞】昨年は8番人気馬をズバリ!5年続けて激走中「好走馬の調教パターン」に当てはまる伏兵

好走条件に該当したスターズオンアース

好走条件に該当したスターズオンアース


桜花賞(G1、阪神芝1600m)には、2017年から5年続けて該当馬が馬券に絡んでいる「好走馬の調教パターン」があります。

これはスゴいですよ!昨年は『人気落ちならオイシイ!? 勝負気配がプンプン漂う絶好調の激走候補』の記事で紹介していた、8番人気の伏兵ファインルージュが3着に激走!?

ファインルージュは最終追い切りが「ウッド」で「馬なりor強め」、さらに「ラスト1ハロン12秒1より速い時計」という、フルゲート18頭で僅か2頭しか該当しなかった桜花賞の好走馬調教パターンに完全一致!絶好調の1頭だったのをご存知でしたか?

▼「好走馬の調教パターン」該当例(過去5年)
●21年
3着 ファインルージュ(8人気)
→美浦ウッド ラスト1ハロン12秒0(馬なり)

●20年
3着 スマイルカナ(9人気)
→美浦ウッド ラスト1ハロン11秒5(馬なり)

●19年
3着 クロノジェネシス(3人気)
→栗東ウッド ラスト1ハロン11秒9(馬なり)

●18年
2着 ラッキーライラック(1人気)
→栗東ウッド ラスト1ハロン11秒6(強め)

●17年
1着 レーヌミノル(8人気)
→栗東ウッド ラスト1ハロン12秒1(馬なり)

2022年も人気薄がバンバン来る、好走馬の調教パターンにお任せください!

しかし、今年のメンバーはなかなかの粒揃い。「ウッド」で「馬なりor強め」、さらに「ラスト1ハロン12秒1より速い時計」という厳しい条件にも関わらず、上位人気が予想されるサークルオブライフを筆頭にプレサージュリフトフォラブリューテライラックなどが該当します。

そこで2017年1着レーヌミノル(8人気)、20年3着スマイルカナ(9人気)、21年3着ファインルージュ(8人気)と穴馬券の立役者となった人気薄の調整内容を調べたところ、3頭とも最終追いで「レースで騎乗する騎手」が乗り、「馬なり」という共通点がありました。

牡馬と比べて繊細な牝馬は直前に速い時計を出す必要はなく、より実戦に近い状況で持ったまま鋭い伸びを披露していた馬が穴候補となります。

今年、上記で紹介した桜花賞の好走馬調教パターンに完全一致したのは、下記の3頭。

クロスマジェスティ 武藤
→栗東ウッド ラスト1ハロン12秒0(馬なり)

サブライムアンセム 岩田望
→栗東ウッド ラスト1ハロン11秒3(馬なり)

スターズオンアース 川田
→美浦ウッド ラスト1ハロン11秒2(馬なり)

この中でも今回初コンビを組む川田騎手が美浦トレセンまで駆けつけ、馬なりで余力タップリにラスト1ハロン11秒2をマークしたスターズオンアースの走りに要注目です!