【サウジアラビアロイヤルC】今年は該当馬2頭で1点勝負!?6連勝中の「黄金データ」に要注目!

間隔を空けての出走となるノッキングポイント

間隔を空けての出走となるノッキングポイント


突然ですが、サウジアラビアロイヤルカップ(G3、東京芝1600m)はG3に昇格した2016年以降、6年連続で勝ち馬が該当している「黄金データ」があることをご存じですか!?

毎年好走していながら、見るべきポイントは実にシンプル。

前走からの「レース間隔」をチェックするだけで、カンタンに勝ち馬を絞り込むことができます。

サウジアラビアロイヤルCでは「休み明け」の馬に注目してみてください!

▼前走からのレース間隔別成績(重賞昇格後・過去7年)
連闘  [0-0-0-1] 勝率0%、連対率0%、複勝率0%
中1週  [0-0-0-3] 勝率0%、連対率0%、複勝率0%
中2週  [0-0-0-7] 勝率0%、連対率0%、複勝率0%
中3週  [0-1-0-18]勝率0%、連対率5.3%、複勝率5.3%
中4~8週 [1-5-5-19]勝率3.3%、連対率20.0%、複勝率36.7%
中9週以上[6-1-2-4] 勝率46.2%、連対率53.8%、複勝率69.2%

数字を見れば、一目瞭然ですね。レース間隔が詰まれば詰まるほど、成績は下り坂。その一方で中9週以上=2ヶ月以上の休み明けで出走した馬の成績が際立っており、前述の通り16年以降で6連勝を挙げています!

休み明けの馬が強い理由としては、近年のローテーションの変化によるところが大きく関係しています。

今や調教技術の進歩により、昔よりも休み明け一発目から馬の全能力を引き出せるようになりました。

ゆえに、直近の開催で勝ち上がってきた馬よりも、早期に初勝利を収めた素質馬が重賞の舞台でいきなり勝利を収めるシーンも珍しくなった…というワケですね。

ちなみに、2ヶ月以上の休み明けで出走して勝利を収めた6頭のうち、4頭は前走が「6月の東京芝1600mで新馬・未勝利勝ち」という共通点がありました。今回と同じ舞台で勝ち上がった馬は素直に信頼して良さそうです。

今年の出走馬でこの条件を満たすのは、ノッキングポイントマイネルケレリウス

2頭とも6月東京・芝1600m戦で新馬勝ちを収めて以来の出走となります。近年の「黄金データ」に当てはまる2頭のワンツー決着、十分にあり得るのではないでしょうか!?