【アルゼンチン共和国杯】中毒性あり!?「年に2回の特殊条件」で浮上する爆弾穴馬

同舞台の目黒記念でも好走歴があるヒートオンビート

同舞台の目黒記念でも好走歴があるヒートオンビート


今年で60回目となる伝統のハンデG2アルゼンチン共和国杯は、年間でも目黒記念のこのレースしか行われない東京芝2500mが舞台となります。

東京2400mのスタート地点を100m延ばしたところが発走地点ながら、坂下からスタート後すぐに上りとなるため、直線の坂を2回駆け上がることになるのが最大の特徴。

瞬発力に加えて2回の坂超えを耐えうるスタミナや持久力が必要で、好走するには芝2400mとは違った適性が求められるのをご存知でしたか?

そのためアルゼンチン共和国杯では過去1~3着に入ったことがある「リピーター」や、「同舞台の目黒記念で好走した馬」の活躍が目立っているんです!

▼AR共和国杯で複数回好走した馬(過去10年)
20年1着 オーソリティ(3人気)
→21年1着(1人気)

18年2着 ムイトオブリガード(1人気)
→19年1着(2人気)

12年1着 ルルーシュ(2人気)
→13年3着(3人気)

▼目黒記念1~3着馬の主な成績(過去10年)
18年1着 パフォーマプロミス(3人気)
→18年目黒記念3着(1人気)

21年2着 マイネルウィルトス(4人気)
→22年目黒記念2着(6人気)

17年2着 ソールインパクト(7人気)
→19年目黒記念3着(9人気)

16年3着 ヴォルシェーブ(3人気)
→17年目黒記念2着(1人気)

14年1着 フェイムゲーム(2人気)
→17年目黒記念1着(8人気)

13年3着 ルルーシュ(2人気)
→13年目黒記念2着(2人気)
※AR共和国杯→目黒記念の逆パターンも含む

スゴいでしょう?アルゼンチン共和国杯と目黒記念はどちらも実績に応じて負担重量が重くなるハンデ戦にも関わらず、片方もしくは両方の好走馬から馬券になる馬が続出しています。

また今年の目黒記念も21年1着ウインキートス(8人気)が3着に好走。直近の成績と前年のハンデ52キロから54キロに斤量増を嫌われたのか、2年続けて8番人気での激走でした。

今年のアルゼンチン共和国杯で、ウインキートスと同じ理由で評価を下げているのが21年目黒記念2着ヒートオンビート。前走の新潟記念では1番人気に支持されながら5着敗退も、実績を残す舞台に替わり巻き返しが期待できます。

ヒートオンビートだけじゃありません!今年は過去に「アルゼンチン共和国杯or目黒記念1~3着」該当馬が複数参戦。しかも直近の成績や年齢等の理由で人気薄が予想されます!?

しかし、繰り返しになりますが舞台は年に2回しか行われない東京2500m。2017年の目黒記念では7歳セン馬フェイムゲームが58キロを背負い8番人気で目黒記念を快勝。19年には同じく7歳馬ソールインパクトが9番人気の低評価ながら3着に激走しました。

ハンデ増や加齢を補って余りあるほど過去に同舞台での好走歴が重要。馬券に絡めば好配当確実の激走候補は、秋競馬も絶好調の大人気コーナー「重賞三ツ星穴馬」で公開中です!