【京阪杯】昨年も10番人気が1着と大波乱!荒れる重賞で『激走馬の資格』を満たした伏兵候補はコレだ!

鋭い末脚が魅力的なマリアズハート

鋭い末脚が魅力的なマリアズハート


京阪杯(G3、阪神芝1200m)は昨年、10番人気のエイティーンガールが低評価を覆して優勝。

20年にも12番人気のジョーアラビカが3着に入っているように、二桁人気の激走も珍しくない「荒れる」レースです。

荒れる要因としては「内回り」「芝1200m」この2点が挙げられます。小回りかつ短距離で紛れが生じやすく、またレースの施行時期もG1・スプリンターズSの後で、混戦模様になりがち。人気馬が信頼しづらい条件が揃っているんです。

特に京阪杯で注目したいのが「差し・追込馬」です。内回りの1200m戦ということで、序盤のペースが速くなり、ゴール前で体勢がガラッと変わることも珍しくありません!

▼馬券になった差し・追込馬(過去5年)
17年3着 イッテツ(14人気)
→4角12番手

18年2着 ナインテイルズ(12人気)
→4角15番手

19年1着 ライトオンキュー(2人気)
→4角8番手

19年2着 アイラブテーラー(3人気)
→4角13番手

20年1着 フィアーノロマーノ(3人気)
→4角7番手

20年3着 ジョーアラビカ(12人気)
→4角8番手

21年1着 エイティーンガール(10人気)
→4角13番手

21年2着 タイセイビジョン(3人気)
→4角9番手

ザッと過去5年の例を挙げただけでも、10番人気以下の馬が4頭。京阪杯は「人気薄」が追い込んでくるレースと考えていいでしょう。

また昨年ワンツーを決めたエイティーンガール、タイセイビジョンを始め「前走でもメンバー1~2位」の上がりをマークしていた馬が、京阪杯では差し届く。そんなシーンも頻繁に見られます。近走で安定した末脚を見せている馬は注目ですね。

今年の出走馬で魅力的なのはマリアズハート。前走のスプリンターズSはメンバー最速の上がり3ハロン33秒9を記録したものの、インコースが伸びる馬場状態に泣いて8着止まり。開催が進んで差しが決まりやすくなった今の馬場なら、直線一気を決めることも十分に可能と見ます!