【ジャパンカップ】現在3連勝中!アンカツ「自信の本命」と「隠し玉外国馬」とは?

天皇賞・秋で3着に食い込んだダノンベルーガ

天皇賞・秋で3着に食い込んだダノンベルーガ


秋のG1予想も絶好調!G1レース通算22勝の名騎手アンカツこと安藤勝己さんが、ジャパンカップ(G1、東京芝2400m)を元ジョッキーの視点から鋭く予想します!

☆ポイント☆
  • 出走馬とレースレベル

いきなり結論から書くと、このメンバーならシャフリヤールダノンベルーガが抜けとる。

ジャパンCは過去10年で前走天皇賞・秋組が6勝。「ジャパンC→有馬記念」と続く秋の芝中~長距離G1の王道ローテやで、しかも直近3年は19年スワーヴリチャード、20年アーモンドアイ、21年コントレイルと3連勝中や。

▼前走天皇賞・秋組のJC成績(過去10年)
[6-2-7-38]複勝率28.3%

特に今年は凱旋門賞に遠征したタイトルホルダーやドウデュースが不在。天皇賞・秋を勝ったイクイノックスは有馬記念、同2着パンサラッサ、同4着ジャックドールは香港Cへ向かうで、目ぼしいところはシャフリヤールとダノンベルーガの2頭しかおらん。

例年と比べて相当メンバーが小粒やから、なおさら王道路線の前走天皇賞・秋組が有利に働くと違うか?

馬券的に注目は日本馬の2番手グループと、4頭出走する外国馬の力関係やろ。個人的にヴェラアズールとヴェルトライゼンデは、どっちも鞍上(ムーア&レーン)のせいで過剰人気しとる気がしてならん。

それなら最近のジャパンCで外国馬は全く通用しとらんとはいえ、今年に限ってはチャンスがあるかも分からん。俺が秘かに狙っている外国馬も内目の良い枠に入ったし、この馬が馬券に絡めばシャフリヤールとダノンベルーガが来てもエエ配当になると思うで。

(元JRA騎手)