【ステイヤーズS】好走条件は揃った!?上位独占も珍しくない「激走馬の共通点」を満たした有力候補

スタミナ豊富で長距離実績のあるディアスティマ

スタミナ豊富で長距離実績のあるディアスティマ


ステイヤーズステークス(G2、中山芝3600m)は誰でもカンタンに、好走馬を絞り込める「馬券の攻略法」があります!

それは「先行馬」を狙うこと!16年以降「4コーナー3番手以内」で回った馬が必ず連対していて、過去5年の馬券内15頭のうち、実に半数を超える「9頭」がこの条件に該当しています。

▼ステイヤーズSの4コーナー位置取り別成績(過去5年)
1~3番手[2-4-3- 8]勝率11.8% 連対率35.3% 複勝率52.9%
4~9番手[3-1-2-24]勝率10.0% 連対率13.3% 複勝率20.0%
10番手~[0-0-0-17]勝率 0.0% 連対率 0.0% 複勝率 0.0%

なんと「4コーナー10番手以下」だった馬は1頭も馬券に絡んでいません。

その一方で「4コーナー1~3番手」に付けていた馬は、複勝率52.9%と2頭に1頭の割合で好走。2020年には、

1着オセアグレイト
→4コーナー3番手

2着タガノディアマンテ
→4コーナー1番手

3着ポンテザール
→4コーナー3番手

と上位独占!とにかく4コーナーで好位に付けていないと、好走するのが難しいことが分かりますね。

ステイヤーズSが行われる中山芝3600mは、JRAの平地競走で最長距離を誇ります。

年間唯一このレースだけに使用されますが、実質内回り1800mコースを2回走る「小回り」の舞台です。ゆえに先行馬が粘りこみやすく、4コーナー後方から追い込むのは至難の業。仮に差し馬であっても、マクリ気味に進出できるタイプが狙い目です。

特にアツいのは「逃げ馬」で、近3年は4コーナー先頭で回った馬が必ず馬券に絡んでいます。

今年は先行馬が少ないメンバー構成ですが、ディアスティマは3200mの松籟Sを逃げ切り、昨年の天皇賞(春)でも逃げて見せ場を作りました。マイペースが刻めそうな今回は重賞制覇の大チャンスといえるでしょう!